旅の最初の目的地は、白神山地の十二湖ハイキング。
白神はとてもいい！と知人に聞いていた。
なにしろ世界遺産なのだ。

人気の『リゾートしらかみ』に乗る。
座席の間隔は新幹線よりもずっと広くゆったり。
展望ラウンジもあります。
五能線の海は綺麗だと聞いていたが、本当だった。



写真を撮りまくる皆様に混じりつつ写真撮影。
秋田から２時間ほどで到着。

バスに乗って奥十二湖まで向かう。
駅に着いた時には凄い陽射しと暑さだったが、空気はひんやり美味しく気持ちがいい。
バス停から直ぐ、十二湖で最も有名な『青池』がある。
皆が驚嘆の声をあげている。
ナゼこんなに青いのか！と思わずにはいられないほど青いのだ。
理由は解明されていないそう。
ヒメマスもゆったり泳いでいる。



十二湖と言えども、数は12個以上、それに湖ではなく『池』なのだ。
沢山の美しい池をハイキングして帰途に着く。
都心でないので電車の本数は少なく、遅れは許されない。
バスの本数は少ないし、タクシーも見かけない。
余裕をみたつもりが、駅までの距離標識ではかなり先。

下り坂を走る。
と地元の年配の男性に声を掛けられる。
残り少なかったが、ご好意に甘えて乗せていただく。
青森の人は日本一無口だと聞く。
けれどもとても親切な方が多い、との旅の印象。

駅で少し時間が出来たので売り物を見ていると
ホッケが2匹で150円、大きなアジが6匹で100円。
あ～、こちらの居酒屋ならいくら取られるだろう。

『リゾートしらかみ』で青森、青森から八戸に行こうとしたが、
途中弘前で八戸行きの特急待ち合わせがある事を知り急遽乗り換える。
駅員さんたちは、お国言葉が混じった優しい口調で丁寧に教えてくれた。
旅では人の温かさを感じた。