カテゴリ:旅
去年に引き続き二度目の遠野。
何年か前、釜石線に乗っていた時 輪行していた多くの人が遠野で降りた。 昨年の日帰り貧乏旅行ではレンタサイクルを借りようと 思ったのに結構な雨。 仕方が無いので十数キロ歩いて観光した。 バスにもちょっと乗ったけれど。 一人だと予定変更が容易に出来るところがいい。 今年は天気もよくレンタサイクルを借りられた。 昨年と同じ道を行くも早い。 昨年食べて美味しかった『ひっつみ』と『けいらん』、 Naraさんもお気に召したよう。 鶏だしで鶏や牛蒡三つ葉ばぢが入っている、 薄いすいとんの様なひっつみ、 お値段は470円。 観光地は結構なお値段の多い中良心的だ。 河童淵に行くと(私より年上らしき)お姉さま方の集団。 Naraさんが集合写真を撮って差し上げたら 代わりにこちらも撮りますよと親切に声を掛けていただく。 「腕のいいのと、顔のいいのどっちがいい?」と聞かれ Naraさんはちょっとなやんで「顔のいい人」と答えたら質問したお姉さま。 いずれにしてもその方が撮ってくださるんだろうけれど。 「何でそんなにくっ付いてんのよ!」と言われ、 私たちのいない所を撮ろうとしたりお茶目な方でした。 Naraさんが後で『性格のいい人、とか静かな人って言えば良かったかな』 と言ってましたが、多分どれもそのお姉さまという事だろう。 でもイヤミになっちゃうから言わなくて良かったけど。 昨年は行かなかった道へと走り始める。 数キロ過ぎに10%を超える坂道、すぐ終わるかと思いきや結構長い坂。 ヒルクライムにきた訳ではないのですが。 さすが?のNaraさんもママチャリで辛そう。 自転車は通らないで下さいとの標識が途中あった。 坂道がきつく下りでコントロールが効かないから危ないとの意味。 他もいくつか回ってサイクリングロードを走り駅の反対側の山の方へと向かう。 『五百羅漢』は川越の喜多院でも見たけれど、こちらは山の石に彫られた素朴な物。 この写真ははっきりわかるが、多くは風化してよく判らない。 江戸時代飢饉で多くの犠牲者が出た事を憂いた和尚さんが彫ったものだそうだが 当時現在より3℃も平均気温が低かったそう。 (地球単位でみれば)少しの間に環境が変わったのだなと思わずにはいられない。 予定の電車を諦め、自転車を返してからお土産を物色する。 駅のお土産物やさんの隣に語り部さんのコーナーがある。 時間が少しだけあったので、『おしら様』と『豆腐とこんにゃく』の話を聞く。 語り部さんはボランティアみたい。スキルを磨いているようでありがたい。 『おしら様』は馬と結婚したがった娘の話。 馬と結婚って・・・。さぞ大変でしょう。 『豆腐とこんにゃく』は怪我をした豆腐を見舞ったこんにゃくが言うには 『今夜食う』と言われて気が気でないとの話。 語り部さんが、東京から来ていた若い男性に この掛け言葉を説明しても理解してもらえなかったと言っていた。 掛け言葉が判るのは、埼玉住まいだからでも、ちょっと年がいっているからでもなく いつも聞かされているからです。 というかこれ判らないって。 これは決して『ダジャレ』でも『オヤジギャグ』でもありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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