カテゴリ:カテゴリ未分類
『泣いた赤鬼』という話がある。
赤鬼は子供好きで一緒に遊びたいが鬼なので遊んでくれない。 友人の青鬼にその事を話すと、 青鬼は自分が悪者の役目をするから赤鬼が助けに入れば、いい鬼だと皆に思われると提案した。 そして赤鬼は子供たちと遊べるようになった。 がそれ以来青鬼が遊びに来なくなった。 青鬼は自分と一緒にいると赤鬼まで悪い鬼に思われてしまうのを恐れ出て行ってしまった。 それを知り赤鬼は泣いた。 久しぶりにストーリーを聞き泣いた。青鬼に。 手法事態はコントやドラマでも今は使われることが少なくなった古典的なもの。 赤鬼は素直で真っ直ぐな性格なんだろう。 青鬼が悪者になってしまうことを特になんとも思わなかったのかも。 子供たちと遊べる喜びでいっぱいで。 青鬼は何の得もない上に友人の赤鬼を失なった。 それでも青鬼は赤鬼の幸せを願った。 知恵に富んでいて自分が犠牲になる事をいとわない。 誰に良く思われようなどと思わない。そんな青鬼。 そんな青鬼の優しさに気づく人間はいないだろう。 常夏の暖かさより、寒さの中の暖炉の暖かさが好き。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/04/13 10:04:26 PM
コメント(0) | コメントを書く |
|