家を建てるぞ！

先週の水曜日の夜、またまたうちの黒ラブ「アル」が脱走しましたぁ
5月に脱走し、大騒ぎしてご近所の方々の協力もあり戻ってきたというのに・・また
門の鍵が閉まっていなかった様で、夜に庭に離した時に門を開けて出て行った様・・・。
今度は恥ずかしいし、また迷惑をかけるわけにも行かないので、家族だけでこっそり探すことに。夜に車で、早朝に自転車で、おじいちゃんおばあちゃんは昼間に徒歩で。でもいくら探しても見当たらず、土曜日にまたチラシを作成し配ることに。アルはラブラドールしては珍しく水が大っ嫌い雨の日には外には出られず、いつも玄関で寝ています。
それなのに土曜日には雨が降る予報なんとか見つけてあげたいと近くのお店にチラシを配って回りました。

山を越えてみようかと、道を走っていてふと「この道、曲がってみようかな・・・」と思って曲がってみると、庭いじりをしているおじ様を発見。ちょっと聞いてみようかとチラシを見せると「この犬、昨日見た」と奇跡のような言葉が
前日にそのあたりをうろうろしていたらしい。でも、そのおじ様が言いにくそうに「けど、この近所の人がうちの犬やって連れて帰ったんやちょっと、ややこしい人やから返してくれるかどうか・・・。」
「えェ～、そうなんですかぁ～」と困っていると、そのおじ様はご親切に「付いて行ったろか」とご近所の年配の方にも声をかけてくださり、3人でその方のおうちへ。
私も「ややこしい人」と聞いていたので、満面の笑みで寄って行き「水曜日からいなくなってずっと探してたんですぅ～」とチラシを見せ話しかけると意外とあっさり、「ああ、この犬うちにおるで～。」と言ってくれました。付いて行ってくださったおじ様方も「えらい、あっさりと認めてくれたな～」とびっくりされるほど。本当に良かったです。
結局、その方が果樹園につないでくれているとの事で果樹園まで迎えに行くと広い果樹園につないでもらってなんだか居心地がよさそう・・。車に乗せてもおおはしゃぎで付き添いのおじ様方にスリスリ保護してくれていた方にも名残惜しそうに振り返り、しっぽフリフリ
はぁ～もう、この人騒がせな犬～っ
夕方に早速、3人の方にお礼にうかがい、でもその保護してくださった方も「ややこしい」とは思えないほど、色々と話をしてくださり、お土産にしじみまでくださいました。それにしても、この世の中、親切な方が本当に多いなあとつくづく感じました。

前回にもお世話になったご近所のご夫婦もまたおばあちゃんを車に乗せて一緒に探してくださって、道で声をかけた方々も「よっしゃ、おったらすぐ連絡したろ」と皆さん言ってくださって、感謝でいっぱいです。

さて、この問題児のアルはと言うと多分帰れなくなったのではなく、遊びたくてどんどん自分で遠くへ行ったんだと思います。今度逃げたら大変なので、セコムの「ココセコム」を申込みました。ＧＰＳで居場所が分かるんです。はぁ～これで、早朝の捜索や寝不足から開放されてホッとしました。ひと安心・・・かな？