日帰り手術 下肢静脈瘤『硬化療法』
長女を出産してから発症した30年来の悩みの種、左脚の下肢静脈瘤。歩きすぎたり、夕方疲れが溜まると、浮腫む・痛い・血管が太く浮き上がる・熱を持つetc.....命に関わる症状ではない。でも調べると、放っておいても症状はひどくなる一方で処置をしないと改善するものではないらしい。いつかは病院に行かなくては…と思いながらもどこの病院に行けばよいのやら…インターネットで見つけた心臓血管外科がある病院。8月中旬初診、手術に向けての7つの検査実施。9月初旬検査結果を聞き、手術の日程決定。11月1日 (本日)10月は8月に罹ったコロナの後遺症か、体調不良が続き職場には随分と迷惑を掛けたので、ちょっと先延ばしにして11月で有給を取り手術本番。自分的には案外血管が浮き出ていて重症だと思っていたので、患部を切ったり焼いたり…を覚悟していたのだけれど、先生から勧められたのは下肢の静脈に薬を注射して固める硬化療法というもの。硬くなった静脈は、半年くらいで吸収されて消えてしまうらしい。日帰りでというのも有り難い。本日の流れは…8:30a.m. 受付その後、コロナの抗原検査へ。9:00a.mすぎ 病室へ着替えてから看護師さんの説明とバイタルチェック。いつもは 70-120 くらいの血圧が、今日は何度測っても上が150弱。なんだかんだと緊張しているのかわたし日帰り入院なので病室は、4人部屋・お値段0円を希望していたのだけれど、満床で空きがないので、代わりに特別室を利用してくださいとのこと。もちろん病院の都合なので無料。これはかなりラッキー日帰りなのに、なんか落ち着かない…帰るまでベッドにも寝ず、トイレは廊下まで行き、無料というテレビも観ず、余計なものは触らず。空いた時間は持ち込んだ本をペラペラ。10:00a.m.前に手術室の看護師さんと一緒に歩いて手術室へ予定通り 10:00a.m.丁度くらいに先生が針を刺している。わたしは左脚に5ヶ所。この時は手術台の横で立ったまま。わたし、これが麻酔だと思っていたんだよね…その後、脚を伸ばしたまま手術台にうつ伏せに載り静脈への注入開始。この時、我慢できるけどちょっと痛いな…と思い、以前歯医者さんで言われた「麻酔が効きにくい」っていうのを、先生に伝えればよかったと後悔先生が「痛くないですか」と聞いてくれたので、「ちょっと痛いです…」と答える。手術とはいうものの8分で終了。帰りは部屋まで車椅子。でも、わたしの場合は安静にしなくてもすぐに歩いて包帯グルグル巻き。わたしは明日の夜までこの状態で、明後日の朝からはしばらくの間、購入済みの弾性ストッキング着用。これは人によって、すぐに弾性ストッキングにするかどうかは先生の判断でケースバイケースらしい。先生が病室に来て状態確認。その後、担当の看護師さんと院内を少し歩いてみる。最初の注射5ヶ所は麻酔だと思っていたので、看護師さんに「先生、麻酔上手ですね」と言うと、まさかの「今日は麻酔打ってませんよ」との答え。「え~、麻酔なし」びっくりした事前の確認不足。痛くて当然ねこの時10:30a.m.もう退院手続きをすれば帰れそう。でも、昼食を頼んでしまっているので、本を読んだり家族にLINEしたりしながら1時間半を個室で過ごす。12:00p.m. 昼食まさかの減塩食血圧高かったから里芋、むちゃくちゃ美味しいやん完食、ごちそうさまでした。13:00p.m. 退院手続き & お会計お会計は28,130円。これは病院、検査内容etc.....で各々違うと思います。ただ、わたしは費用がどのくらいかかるのかの情報がなく、手術になかなか踏み切れなかったので、どなたかの参考になれば…と一応表記しておきます。因みに今回の硬化療法は高額医療費の対象外、わたしが入っている保険では手術給付金のお支払い対象外です。次回は1週間後に診察です。今回痛み止めを5回分処方されましたが、飲まずに眠ることができそうです追記硬化療法手術から1ヶ月程経った頃、がん検診の帰り道、近くを通ったので加入している保険屋さんへ別件で聞きたいことがあったので、下肢静脈瘤の件について質問。支払い対象かどうかわからないので、一応用紙に記入してくださいとのこと。診断書は不要で、診療点数が記載された領収書のみで結果…入院共済金入院一時金共済金手術救済金が支払われました