メインマシンをSnow Leopardにアップデート後に、待ってました!という感じで3DCGソフトCinama4Dの最新版「R11.5」が到着よ。
OSが64ビット仕様になってもまだ殆どのソフトは32ビット仕様だから、大きなメモリーを必要とされる3DCGや映像系はどうしても課題が残ってしまうけど、Cinema4Dは既に64ビット化されているのでSnowLeopard×8コアで期待大よ。
で、以前のファイルを読み出してレンダリングしたら早い早い!!。元々レンダリングの早さに定評のあったソフトだけに新しいOSとの相性は抜群! 「R11.5」には先に紹介した「Bodypaint3D」も組み込まれているのでレタッチにとてもダイレクト感があって良い感じ。マルチコアを使いこなす為にブラッシュアップされたOSと64ビットソフトは劇的に仕事の効率を良くしてくれるわ。
ところで、最新版のCinema4DはMotion4へのエクスポート機能が充実してるの。Cinema4D内のカメラ・ライト・アニメーションのパスを直接送れるのでこれまたテキパキと作業が出来て楽ちんかも。
何しろ、3DCGはレンダリングの待ち時間と確認で結構無駄に時を過ごす事が多いけど、ここまでレンダリング早いと色々なお試しができて素晴らしい。これはSnow Leopardのマルチコア用のグランドセントラルディスパッチという新しい技術もかなりな底力となっていと思われるわ。今までは8コアと言っても全部を使い切ってるとは言えなかったから本当に劇的ね!!
いずれにしても、インターフェイスの良くできたハイエンドなソフトをアーティストが直接いじれるようになってきたのは朗報よね。日本の映像制作現場ではアーティストとエンジニアの間に見えない壁があって、なかなか思い通りの表現ができなかったし。以前もUSACOで米のクリエーターを招き日本のスタジオで作業した時に、彼が当たり前のようにコンソールをいじれるポジションに座ったら、日本のエンジニアの方々はとても迷惑そうな顔をしていたのが印象的だったわ。
まぁ、そんな過去の話はさておき、自分の手元で4Kレベルの作業が出来るようになった時代だからこそ、アーティスト側もそれなりの覚悟が必要になってきたわ。あぁ~大変だ!!