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テーマ:Jazz(1977)
カテゴリ:エヴァンス
■Alone(Again) / Bill Evans(1975)
こんヴぁんわ。 3週間ぶりの休みの週末をぐうたらとすごしている、ピケです。 舞踏家の大野一雄氏がまだ現役と知りびっくり。 体の不自由を表現に上手く取り入れ、踊るその姿は一般的な踊りの概念を超越した存在だ。 不自由であるからこそ出来る表現とは・・・ 氏の指先に宿るもの、どこのそれだけの力が眠っているのか。 日常と乖離したその表現は一度見る価値はある。 何も感じなければそれまでだが。 仕事の山を越したと思ったら、トラブル発生。 対応でここ数日はバタバタ。 自分はこんなにもレベルの低い人間を部下に使っているのかとがっかり。 おまけに私でなければ対応できない仕事も発生して、昨日は赤穂まで。 オークションの落札代金を振込む時間が取れなかった(涙) ヤフオクで違法コピーのMP3を出品してるのを見た。 こんなことをするやつがいるから、余計な法案が出来るのだ。 さて、6月のCDの生産実績がRIAJ(社団法人 日本レコード協会)から発表になった。 社団法人 日本レコード協会 で、前月までとの対比。大幅売れ行きダウン。 邦楽:前年比73%(シングル:前年比68%・アルバム:前年比75%)累計でも前年比95%。。 洋楽も売上の低落傾向に歯止めが利かない。 さて、6月って何があったっけ… よーく考えてみよう。 輸入権の創設以外に何か理由はあるだろうか。 あれで頂点に達したヘビーリスナーの反感の結果がこれということではないだろうか。 この結果をよーく考えて欲しい・・・ さて、今日は久々にエヴァンス。 『Alone』の続編だ。 60年代の『Alone』から70年代のこのアルバムになって、音も演奏もずいぶん変わった気がする。 レーベルの差、録音地の差、いろいろな条件の重なった結果か。 これも先日LPで買いなおした。 LPのほうがそこら辺の音の違いがよく表れている気がする。 この作品ではYAMAHA製のピアノを弾いている。 この年の9月、彼は父親になった。 このアルバムはそういう充実した時間の中で作られた。 誰だっけなYAMAHAの名物調律師・・・ ここで気に入って、こののちグールトにもYAMAHAのピアノを勧めたんだっけ。 いくつもの表情を見せる、『The Touch Of Your Lips』 左手のインスピレーション… ソロの左手は普段と使い方が違うようだ。 右手の装飾をするだけでなく、左の動きは大きい。 別に単調だからクリシェを使うわけではないようだが。 『Make Someone Happy』休みなく動き続ける右手に左手の出す音が、軽く当たる。 時には左が先導して転調に入り、またあるときは右の動きにあわせる。 テーマを幾重にも積み重ねて構築した、ジュール・スタインの劇中歌『People』 この13分は必要な時間だ。 このエヴァンスのメロディーの出し方が好きだ。 右手の音を聴いて瞬時に左手を動かすのだろうか。 綺麗な修辞… ひとりぼっちの彼の姿を思い描く。 01.The Touch Of Your Lips 02.In Your Own Sweet Way 03.Make Someone Happy 04.What Kind Of Fool Am I 05.People 明日は何しようかな… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004/07/25 01:51:16 AM
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