くもりのち晴れ～上海の空の下～

月曜日ぴろ君熱が出ました。
しかも結構高い。
初めての高熱にちょっとびっくりでしたが
２歳までにほとんどの子が突発を経験するらしいし
私としては内心、「とうとう来たか･･･」って感じでした。
その日は様子をみて次の日病院へ。

すると先生が腸病毒だというのです。
｢腸｣？｢毒｣？聞いた事のない病名でしかも毒って。
こんな症状が出たらすぐに大きい病院へいくようにとプリントを渡されました。
注意事項やご飯のこと、薬の飲ませ方なんかは聞くことができましたが
何の病気だかさっぱり。
とりあえずパパに電話してみたところ仕事で会う台湾人の人で奥さんが日本人という方がいて
その人に聞いたところ
日本でいうと｢手足口病」や｢ヘルパンギーナ｣という病気のことのようで
うちは手足に発疹がないので後者のほうではないかということでした。
ただこちらの腸病毒は日本のより程度が重いらしいのです。

確かに先生からもらった紙には普通は一週間程度で治るけれど
ごくまれに重症になるケースがあるので注意が必要と書いてありました。
でも日本の病気名を聞いてちょっと安心したのです。

病院に行った日のぴろは３９度近くも熱があり
いつも走り回るぴろもマンションから外の道路まで行くのも
足取りが重く素直に抱っこされたりしてすごく変な感じでしたが
帰ってきて薬を飲ませたら熱も下がりすぐに復活！
やっぱり元気なぴろでした。

そして今日朝熱をみてみたら３７度前半にまで下がりしかもからだ全体に発疹が。
これはもしかして突発!?
たしかにヘルパンギーナはのどの奥に小さい水泡がたくさんできるって書いてあるのに
うちは一つしか見当たらなかったし突発って熱が下がって発疹が出て分かるらしいから
先生もそのときの症状で腸病毒と判断したのかもしれません。
とりあえずまだ微熱はあるようだし今週はマンションの敷地内を散歩する程度で
大人しくしていようと思います。

ちなみにこの腸病毒という病気、台湾人の人に話したら
とっても怖い病気だといってました。
ひとりなると学校を休みにして消毒したりする事もあるらしいです。
やっぱり日本と比べると衛生面では問題があるし
ウイルス性の病気は広がるのが早いのかもしれません。
うちの子も指しゃぶりをしているのでそれも良くないとも言われ
こっちに来たばかりの時はぴろもまだ小さかったしそういうこと気にしていたけれど
最近ちょっと油断しすぎていたかな～と考えさせられたりいたしました。

とにもかくにも突発も経験したし、腸病毒や最近の生活の事を考えられたし
良かったのではないでしょうか。
それに同じマンションのママの一人には
｢どんなに注意していてもなる子はなるし、ならない子はならないのよ～！｣
と力強いお言葉をいただいて
（さすが二人の男の子の母！）
これからまだいろいろとあるでしょうけどちょっと心構えができたような気がしたのでした。



来週は思いっきり遊ばせてあげましょう♪


病院帰りのぴろ。ちょっと虚ろです。