テーマ:★ラーメン(14878)
カテゴリ:ラーメン
今日は「煌や」@荻窪に行って来ました。この店は永福町大勝軒インスパイア系ともいうべきラーメン店です。特別に永福町で修行したわけでもないのですが、その味に惚れて、その味を進化させた感のあるラーメンを提供しています。表面を覆うラード、丼の底に沈む煮干とそこから香る強烈な魚介の風味。食い手の賛否がはっきり分かれるラーメンですね。
私は正直、永福町大勝軒は、あまり好きではないのですが、この「煌や」のラーメンはそれを進化させたハイブリッドな味なので、私好みなのです。なんだかんだで職場から近いので6~7回食べに来ています。 今日は特製らーめん(880円)を注文しました。 ここは何といってもスープが特徴あるのですが、なんとあのラードの姿が消えうせ、しかも強烈な煮干の風味も消え、その代わりに、一口啜った後には化学調味料の風味がいつまでも残っているではありませんか。ダシも魚介前面から、鶏、豚、野菜の無難な構成に変化していて、まったく別物になってしまっていました。とても残念です。 単価を抑えたか、荻窪の客層に味を合わせたか知りませんが、これじゃあ、「煌や」らしいウリは何もなくなったといっても過言ではありませんね。(1.5/4.0) 麺はかろうじて、前と同じ、中太ストレートでした。湯で加減もよし。ここだけは安心できます。(2.0/3.0) 具はメンマ、味玉は前と変わらず好感の持てるものでした。しかし肝心のチャーシューがサシの入ったモモ肉に変わったのですが、脂の触感がイマイチで、明らかにレベルダウンです。以前はモモ肉ながら、端の部分に脂がしっかりとのっていて、中華料理の「トンポウロウ」のような出来でした。原価を抑えたんでしょうね。悲しいです。(1.1/1.5) バランスは化学調味料が加わりスープのバランスが一気に崩れたものの、飲み屋街のジャンクなラーメンというカテゴリならおさまりがよいかと思いました。しかし一品料理として評価するとダメですね。(0.7/1.5) 総合ポイントは5.3/10.0でした。残念ながら、もうこのお店は食べに行く価値はなくなったと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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