テーマ:★ラーメン(14872)
カテゴリ:ラーメン
■ゴールデン街の曜日限定ラーメン店■
新宿の靖国通り沿いにある花園神社を通り抜け、裏門から少し歩いたところに、新宿ゴールデン街があります。 新宿ゴールデン街は、狭い通りに小さなパブがひしめく、昭和初期の雑多な雰囲気を残すノスタルジックな空間です。昭和をこよなく愛するおじさま方が夜な夜なグラスをあけています。 そんな昭和の香りを残したゴールデン街の中にパブ「ブレンバスタ」があります。この店、普段は普通のパブですが、月・火曜だけは「凪」というラーメン店が間借りをして営業しているんです。 ラーメンマニアの間では以前から、評判になっていた店で、以前から何度も足を運んでいたんですが、運に恵まれず、一度も食べることができませんでした。 そしてようやくつい最近、念願の凪でラーメンを食べることができたんです。 ■スローフードのラーメン■ 19:00開店で、19:10に店に着くと私の前に7名の先客がいました。ちょっと遅れて19:15に開店になると7名だけカウンターに座り、私は傾斜の急な階段で順番を待つことになりました。 この凪というお店、もともとパブということもあり、店内はとても狭く、カウンターのみで8席でした。 もちろん満足な厨房がある訳もなく、ご主人は手狭な厨房(?)で麺を一人前ずつ、小さな鍋で丁寧にゆでていました。 そのせいあってか、ひとつのラーメンができるまでに10分ちかくかかり、常連らしき人たちは、ビールを注文して、楽しく語らいながら、ラーメンを待っていました。 今まで回転のいい普通のラーメン店でしか、食べたことのなかった私には、ある意味、カルチャーショックでした(笑)。ここ凪では、ラーメンはスローフードになるんです。それはそれで楽しいものですねw ■比内鶏の上湯ラーメン■ そして入店してから1時間くらいたって、ようやく席に座り、ラーメン(600円)+チャーシュー(200円)+味玉(100円)を注文しました。 凪は毎回、違うラーメンを提供することで有名で、今回は「比内鶏の上湯ラーメン」でした。 スープは醤油ベースのあっさり味でしたが、がんこ系までとはいわないまでも、塩がやや強めでした。そんなスープに昆布ダシを練りこんだ細麺が加わりあっさりラーメンの色を強めていました。 麺は少な目のお湯でじっくりゆでたせいか、かなり柔らかく、カン水の匂いが強めにスープに溶け出していました。 このラーメンで一番驚いたのは具です。 分厚いけれど柔らかいバラ肉のチャーシュー三枚、固ゆでのゆで卵のような味玉、ネギまでは普通でしたが、白菜の浅漬けが具になっていたのにはビックリです。 それが意外とあっさり醤油と合うから驚きです。まだまだラーメンの具には開拓の余地がありますね。ここのご主人はアイデアマンなので、今後もさらなるサプライズを期待したいです。 ■閉店&新規オープン■ 実は「凪」は3月いっぱいで閉店となります。もともと間借りしていたので、仕方のないことなんですが。 しかし、10月から立川にあるラーメンスクエアで復活、新店オープンするそうです。 なんとラーメンスクエアの新規出店をかけたラーメン・トライアウトで見事優勝したそうなんです。すごいですね~♪ 新宿で食べられなくなるのは残念ですが、10月からは週2回ではなく、毎日食べられるようになるんです。うれしいですね♪ さらに進化を遂げた新生「凪」に出会えるのを楽しみにしています。 「スローフードのラーメンが食べたい!」って思う方は→ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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