テーマ:★ラーメン(14854)
カテゴリ:ラーメン
辛いもの好き、ラーメン好きの私は「坦々麺」が大好物で 今まであちこちのお店を食べ歩いてきました。 香港にまで足をのばして、四川の本当の坦々麺である「汁なし坦々麺」を 食べたこともあります。 本来、坦々麺とは、日本で食べられるようなスープ麺ではなく ラー油(辣油)がたっぷり入った激辛のつけ汁に麺を浸してたべるものでした。 その後、日本における四川料理の開祖ともいえる陳建民さんが 今の辛さも抑えたスープ麺を開発、普及していったのです。 今の日本の坦々麺は、四川にはもともとなかった日本で独自の進化を遂げた 和式坦々麺なのです。 とうんちくはこれくらいにして、今回、紹介する「阿吽」は湯島にある 本場さながらの味を再現した「坦々麺専門店」なのです。 初回ということで、デフォルトの「坦々麺」900円を注文しました。 麺は中細のスープがよく絡む麺で、具といえば、チンゲン菜とひき肉くらいなものでした。 この店の真骨頂は、あくまでもスープです。 見るからに辛そうなオレンジ色のラー油に、ひき肉の上に黒くたくさんかかっている山椒の辛さが加わって、日本人には馴染みのない、四川の本当の辛さが脳天を直撃します。 表題の「麻辣」とは唐辛子油=ラー油(辣油)の辛さ(=辣)と、中国山椒の舌のシビれる辛さ(=麻)の折り重なった立体的な辛さのことを指します。 代表的な例が麻婆豆腐ですが、この二つの調味料に、ズーマージャン(白ゴマペースト)を加えると、坦々麺になるのです。 どうも、今回はウンチクが多くなってしまいましたが、常人には耐えがたい本場四川の激辛、坦々麺。一般の方にはお勧めしませんが、辛いもの好き、本場四川の味を味わいたい方は一度、足を運んでみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/04/14 12:30:00 AM
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