PISCES　～癒しのアフィリ～

　　　　　　　　　　　　*前回のあらすじ*
満願亭にいる3人集（未癒・マスタ－・林果）がいてメグの事が気になっていたが、同じ仲間であるあきみにも「あの人（メグ）が帰って来るまで強い毎日を送る！！」事に決意的みたいに言われていた。
その同時、時差がずれてるアメリカでは怪事件が発生し世間は逃げまくっていた途端謎の美人女性が登場しおまけにエンジェルカ－ド・ハニエルを持つがその活躍により事件が解決したかのようだったが彼女はその怪事件の纏わりがあってか日本に向かう決意を・・・
又日本の圭一郎と和臣の馬鹿話が続いていたが・・・
＜話がよく判らない方は、心理スト－リ－・雀蜂-SUZUMEBACH-GOLD CROSS-（１）～（１０４）を御覧下さい！！＞

メグ-かって「レッドゴールド」等の総合主人公。夢に叶った「ヒ－ラ－」＆「ヒーリングショップ」を営むが、過去のいじめトラウマが遭った事が愛情が欠けていた・・・又、霊を追っ払う力も持ってるが「エンジェルカ－ド・ミカエル」の持ち主。
圭一郎（将）-以前は中学の同級でメグに思いを寄せたが、今もメグに惚れてたが両思いに！！守護神・エンジェルカード「メタトロン」を持つ。将の時代に、「生きる迷い」があって音楽療法から法人ヒ－ラー（女神・神系など持つ）になった同時に「圭一郎」に改名。
あきみ-風水鑑定師・ヒ－ラ－・天然石アクセの店のオ－ナ－。「天使の戦い」を予言をした張本人で遠隔テレパシ－を持ちメグ達に逢うまでは自分を避け友達が居なかった。天使カ－ドは「ガブリエル」である。
和臣-右肩に刺青（過去にも夢にまで出た「ラファエル」のシンボルだった）が彫ってあるがある意味で「天使の戦い」の関係と同時にエンジェルカード「ラファエル」を持つが過去に親との不一致があって非行に走った過去もあったが今現在は和解状態に。今では、アメリカ軍人技・マーシャルアーツを得意を活かして武道術を開講同時に講師として勤める＆恋人あきみと同棲中！！
英田　未癒（あいだ　みゆ）-メグのアシスタントで仕事をしている。過去にショック障害にかかって何年も掛けて（医者＆ヒーリング）回復した後「癒し系」の資格を取得。愛称みゅう。
青柳　幹司-洋食屋「満願亭」のシェフオーナーでいつも常連客であるメグ達を盛り上がるムードメーカー。
＊メグや将の昔話は「雀蜂-SUZUMEBACH-レッドゴールド」を御覧下さい！！

　　　　　　　十字架に背負った者達へ・・・その後・・・（４）

ここは、バリ島。

暖かいどころか暑い眼差しで生活をしているメグの姿がいた。

メ）＜流石に暑い・・・まさか神秘に語る国バリにしかない所＞

毎日メグは、こう呟いていた。
メ）＜ここ暮らして半年以上・・・集中するにもここが一番良いトコでもあるし、今でも皆の違った力を身につけたいからここに来たんだろうし・・・＞

そう、メグにも色々な言い分で何かを決意的に成ってはいたんだろうが「自分裏悪魔」に背負っていた彼女にとっては罪だっただろうと悟っていた事もあってか今でもバリに暮らしてはいた。

　　　　　　　　　　　　　　　-半年前-

天使の戦いの後の成田空港でメグがバリに行く事に皆が来てくれた事に・・・
あ）「メグさん、本当に行っちゃうの？」
メ）「うん、色々とね・・・」
和）「お前な～圭一郎がいるのに関わらずどうして一人で・・・」
あ）「和臣・・・圭一郎さんの前で・・・」
そう、圭一郎も一緒に来ていたがあきみには和臣の言い方が気になっていたが・・・
和）「だったらそうだろう。お前は、何かに背負っているのは分かった。だが、俺達があるってことを忘れんなよ！！」
メ）「分かった。和臣。それだけでもありがたいよ・・・」
そうゆうと、和臣は・・・
和）「とにかく、お前の背負った事は消す事は出来ないかも知れないがとにかくバリで落ち着きなよ・・・」
そして、林果達も泣きながらこう言った。
林）「メグさん、あんたにとってはここが私達仲間なんだから・・・忘れないでね。」
未）「メグさん・・・絶対に帰って来てね！！約束なんだから！！」
マ）「メグさん、帰ってきたら我店の牛タンビ－フシチュ－が待ってるから早く日本に帰国してください。」
メ）「ありがとう・・・皆・・・」

メグは、泣きながら行こうとしていたら圭一郎が・・・

和）「圭一郎・・・」
あ）「圭一郎さん・・・」
未・マ・林）「・・・」

圭）「メグ！！」
メ）「圭一郎・・・」

突然、圭一郎からメグに激しいキスを・・・

圭）「待ってるからな・・・俺は・・・お前がいる限り遠くても近くても傍にいるからな・・・」
メ）「・・・」

暫くしてメグは・・・

メ）「分かった・・・終わったら、帰国するから・・・」

その言葉後、メグはバリに向かった。

今のバリでの生活も段々と慣れていた。

自分自身のエネルギ－チャ－ジに身につけたか、段々背負った物が消えるかのように見えていた。

メ）＜あの戦いが終え何かを経験したかのように見えていたがそれもそのはずに、今まであった恐怖感が無くなっている様だった・・・あのトラウマも消え・・・＞

メグに思っていた過去の苛めの苦しさを開放していた。

メ）＜このままでもいい・・・死ぬ気も無いまま生きたい・・・そして・・・＞

メグには、あきみ・和臣・林果・マスタ－・未癒そして・・・

圭一郎の姿もはっきりと感じていた・・・

メ）＜皆が居る日本に戻ろう・・・皆や圭一郎にも話そう・・・あの楽しい事を・・・＞

メグは、バリの海を素足で歩いていた・・・

メグの足の周りに・・・

綺麗な天使の羽が広げていた。

メグの心理的の悩みが開放して行くかのように許される気持ちもあった・・・

そして・・・

メグは、飛んでくる気持ちになったかのように・・・

大空へと駆け巡る・・・

そして、同時に日本の夜は・・・

和臣との別れた後の圭一郎の姿があった。

圭）＜メグ・・・＞

圭一郎は、メグの姿が映し出していた。

圭）＜俺は、お前を忘れた事は一度も無い。だが、メグは俺にとっては最高の女だから・・・＞

圭一郎は、メグに感じた事を思い出したかのように・・・

圭）＜メリ－クリスマス・メグ・・・そして、愛してる・・・＞

と呟いた後、圭一郎は一人で歩いていた・・・

　　　　　　　雀蜂-SUZUMEBACH-GOLD CROSS-（終）

およそ、2年10ヶ月間「雀蜂-SUZUMEBACH-GOLD CROSS-」を最後までご愛読ありがとうございました。
そして、メグにとっても圭一郎にとっても皆にとってもキャラクタ－を愛してくれてサンクスです。
でも、来年の7月祝日連載からは「雀蜂-SUZUMEBACH-GOLD SEVEN BAR」は圭一郎が主人公なので活躍も必見です。
謎のエンジェルカ－ドを持つハニエルを持つ美女も全て明かします！！

その前に、1月から祝日連載を過去のメグのもう一つの実話話・・・
「雀蜂-SUZUMEBACH-RED GOLD-番外・BLUE FLOWER」を連載開始します！！

そして・・・
来年の土曜（又は日曜）連載には、「魔が走る！！」が完全スタ－ト！！
魔の怪事件が目の前に美人占い師で黒マント・栢（かや）と栢に惚れ込む瑛氏がアクションで大活躍！！
おまけに、栢の過去も明らかに・・・

でも、その前に今日連載しますので乞うご期待！！