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カテゴリ:ブラック・アクション
*前回のあらすじ*
風邪で寝込んでようやく回復の兆しにさした瑛氏であったが、ニュースを見て死亡事件が発覚をした。それが魔との関係に気づいた瑛氏が栢に電話をし賭けを出ることに・・・ 話の分からない又は読みはぐった方は「魔が走る!!(1~22)」をご覧下さい。 栢(かや)-占い部屋「栢乃舞(かやのぶ)」のオーナー兼占い師で瑛氏よりも年上だが正体は黒マントの女で「魔裁糸」を武器を持つ&召喚魔法を使う。実は、神隠しにより捨て子で人間よりも超えた力を持つ・・・ 神楽 瑛氏-癒し雑誌「ヒーリング・エナジー」の編集部。過去に20年前に「黒マントの彼女(正体は、栢だった!!)」に助けられた時があり思いを・・・おまけに、新たな覚醒が・・・ 和真 由(ゆい)-波乱な人生を送ったが渦事件のきっかけで栢・瑛氏と知り合い栢の店で住み込みで勤める。 謎の男-沙里菜(妻)と子供の事で呟きながら「魔事件」を追求をする。 瑛氏・覚醒!!(3) 瑛)「栢、お願いがあるが俺に賭けしていいか?」 栢)「え?」 瑛氏の賭け・・・ それは、覚醒の関係である事に気づいた栢がこう指摘をする・・・ 栢)「瑛氏、あんた何か余計に引っかかるんだけど。まさか・・・」 瑛)「それが、俺の覚醒が・・・」 そして栢は、ブチ切れて・・・ 栢)「まだ、あんたの覚醒化には命との引き換えに関係があるんだよ!!何で?」 また、瑛氏も切れて・・・ 瑛)「それが、俺にとってもお前にとっても関係があるんじゃないのか?それとも俺は動いては駄目の反対か?」 栢)「でも、あんたの身体の為だと思って言ってるんだ!!下手したら死ぬ恐れも出るんだよ!!生きるチャンスを無駄にする気か?」 瑛)「俺は、子供じゃない!!20代後半の大人なんだぞ!!ちゃんと成人式まで挙げてるし、おまけにお酒も飲めるんだぞ!!それでも、俺は駄目なのか?!」 栢)「ダメッと言ったら駄目!!本気だ!!」 瑛氏は、火山灰になった状態で怒りがあらわになった・・・ 瑛)「もういい!!お前に頼まん!!その代わり、俺が死んでも墓場に線香一本上げるなよ!!分かったか?」 ガチャン!!(受話器を乱暴に扱う切れ方で・・・) 栢)「大馬鹿だ!!あいつは・・・」 丁度、聞いていた由が栢に心配で言い出した。 由)「栢先生、瑛氏さん大丈夫でしょうか?何かに気なりませんか?」 栢)「あいつは、あの化け猫の時に瑛氏の事で気になりだしたことが在ったんだ。それが命との引き換えになるんだろうね・・・」 由)「まさか、瑛氏さんは・・・」 栢)「確実には、死ぬ可能性が高い。だが、瑛氏はあの力を身につけたら賭け事のように出たんだろうな・・・きっと・・・」 由)「止めないんですか?」 栢)「・・・」 由が言った事に、言葉を返せない気持ちな栢であった。 そして、楓が何かに見つめていた。 それが新聞の記事を見ていた・・・ 楓)<こいつだ・・・こいつが、妻と子供を殺したんだ・・・あの悲しみを・・・> 3年前・・・ 楓は、幸せな日々が過ごしていた。 妻・子供(3歳)との3人暮らしで暖かな家族であった・・・ 子供)「パパ、遊ぼう!!」 楓)「そうだな、何をして遊ぶ?外は雨だけど家の中で・・・」 子供)「お馬さんになって~」 楓はすぐに馬のポーズになった。 楓)「お姫様。馬に乗ってくださいませ」 子供は、楓の上に乗っかった。 子供)「そ~れ~!!パッカパッカ~♪」 楓)「パッカパッカ~♪」 2人の笑い声が耐えない同時に、妻が声をかけて・・・ 妻)「あなた、朱音(あかね)。おやつの時間ですよ~」 楓・朱)「は~い」 早速、妻の手作り「フライパンで焼いたチーズケーキ(エッセ・2008・6月号に掲載)」を召し上がっていた。 朱音は、笑顔で「美味しい!!」と答えた。 楓にとっても、妻にとってもささやかな幸せな時であった・・・ そして、朱音が寝ていた後に妻は・・・ 妻)「あなた、私と一緒で良いの?」 楓)「何だ、いきなり元気の無い言い方をしてお前らしくないぞ。沙里菜」 沙)「私、何かに狙われているかも知れないとしたら・・・」 楓)「沙里菜。俺が付いてるから・・・朱音も一緒だ・・・」 沙里菜は、何かに予言をしてたように感じてはいたが夫である楓は半分は大丈夫でも本当は不安だった・・・ それが現実の事になる事を知らない楓であったが・・・ *来週に続く* 楓が、この時変えた真実を魔に恨みに変えた経緯(いきさつ)が明らかに。 瑛氏の覚醒と命に心配をする栢は・・・ 次回は、「瑛氏・覚醒!!(4)」をお送りします。 この作品はフィクションです!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.05.18 00:20:15
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