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カテゴリ:複雑ラブロマンス
*前回のあらすじ*
秦記の本家に栗江の姿が居て、ピンク色の花が咲く前ぶれの様に感じていたが、その同様に秦記が「仕返し不倫」を歩夢にカミングアウトに話す・・・ それを聞いた歩夢は、「姉・愛莉よりも元妻か?」と疑問に満ちた話し同時殴り又秦記もそれを聞きながら歩夢の言葉に段々と完全交際に認める事になり愛莉も安堵する。 一方、喜田村との不倫をしている明は・・・ 詳しくは、「アイカタル(1~34)」をご覧ください。 笠間 愛莉(かさま あいり)‐30代後半の子無しバツイチでフルタイム会社員。だが、離婚の影響(元夫への「浮気からの愛」の原因)で傷付き段々と寂しさと同時な口癖は「もう男は要らない!!」と告げてるがしかし、秦記との再会で恋心へと訪れて今現在交際中。 羽村 秦記(はむら しんき)‐愛莉の大学時代の3年後輩の友だったが何かの理由で愛莉を告白した張本人。インテリアショップの店員で結婚して奥さんと子供がいるがそれも「妻は、若い男と不倫中」だった・・・秦記の子供・葵(8歳)がいたがインフル合併症で亡くなる後、実加との別居後に離婚同時に愛莉と恋愛スタートに。 笠間 歩夢(かさま あゆむ)‐愛莉の弟で公務員だが彼女(明。保険から本格的に)持ちの独身。だが、親友・来栖との不倫の事で複雑に・・・通称・アユ。 聖 明(あきら めい)‐歩夢の保険付きから本格的の彼女。歩夢よりも年下でしっかりしていてクール。 伊佐木 実加(いさき みか)‐秦記の元妻。秦記の事を愛していない同時同じ高校の同級で不倫相手・来栖を付き合っているがただ今妊娠3ヶ月で来栖の子であるが、過去に実加の母の同居相手にレイプされて傷が残ったままだった・・・現在は、元夫・秦記との離婚をし来栖と一緒の生活に。 来栖 尚登(くるす なおと)‐歩夢の小中共に同級で友達と実加と同じ高校時代の同級で友達だったが今現在・不倫から恋人で付き合っている。通称・クッキー。 羽村 栗江(はむら りつえ)-秦記の母で一度は結婚に失敗し離婚。だが、2度目の結婚で秦記を生まれた事と同時に今の夫と息子(秦記)を愛している。 伊坂 鋭知(いさか えいいち)―秦記の高校時代の同級生で、今は離婚をしイクメンしながら仕事と家事で生活を送っている。 喜田村 比呂(きたむら ひろ)―伊坂とは同期で違った課の係長。同じ会社の明とは不倫関係に陥るが、奥さんは嫉妬が強く・・・ ********************************************** 此処は、都市から一杯家が建っている中で喜田村家では・・・ その2階にシルエットに髪の長い女の姿が正座に座り込み・・・ 有る書類が広がって・・・ その中に、夫の喜田村 比呂と明の一緒の写真が・・・ ?)「許せない・・・あの夫・・・と女・・・」 嫉妬に絡む勢いで・・・ ハサミを握りながら持ち・・・ 先っちょから一緒に写った写真を目掛けて・・・ グサッ・・・ グサッ・・・ 繰り返しても繰り返しても・・・ ?)「あの女から夫を奪ったんだ・・・」 恐怖絡みで明と・・・ 夫・比呂を憎んだ・・・ そして1週間後・・・ 秦記は、伊坂と再び逢いカフェの中で明の事で話した。 秦)「やっぱり・・・そうだったんだ・・・」 と、クリーム風味のマキアートを飲みながら・・・ 伊)「コレ、聞いたらもっと驚くかもしれない・・・実はな・・・」 伊坂は、秦記にこう漏らした。 秦)「奥さん、ばれたんだ・・・」 伊)「ああ、同僚から聞いたら奥さんストーカーみたいに探っていたんだ。明ちゃんも知ってれば良いが・・・」 秦)「だが、もう遅いかもしれない・・・ってゆうのは、もう恨みに入っているのは間違いは無い・・・そして、俺達の元夫婦とは違い逆だからな・・・」 伊)「そうだな・・・たちの悪い感じにはなっているし社風もあんまし芳しくない二人だからな・・・」 伊坂は、「今日のコーヒー」を飲みながらふと語った。 伊)「ましてや、俺達の元夫婦関係とは違いこんな状態でやっていけるかがな~怖い位だ・・・奥さんの嫉妬が何処までつけるかが・・・」 秦)「TVで見た事あるが、西太后の怖い話知っているか?」 伊)「え?」 秦)「西太后の結婚人生は、あんまり良くなかった話だがその夫である愛人と一緒になって子供を生んで西太后もよりも先に有利になったのは良いが・・・」 伊坂の顔に、恐怖心が飛んできた・・・ 伊)「まさか・・・その子供は?」 秦)「本妻の子よりも先に後継ぎとして王になる形にはなっていたが・・・その矢先に、夫は亡くなり妻・西太后の愛人に嫉妬絡み劇が始まったんだ・・・」 伊)「・・・」 秦)「まず、髪の毛を全部抜き・・・」 伊)「え・・・」 秦)「そして泣きながら愛人は、西太后にこう言った・・・助けてって・・・」 伊)「それって・・・最終的は?」 伊坂は、恐る恐ると聞いていた。 秦)「残酷な話かもしれないが、全裸とされ手足も切り「人豚」の刑になったんだ・・・その最後に壺に入れて亡くなった・・・」 伊)「女って・・・怖いな・・・お金でも男と相手でも、なんて残忍な事を・・・」 秦)「俺もな、彼女と一緒に見たら怖くなったよ・・・」 二人の顔に、西太后の話に恐怖心に感じた。 女の仕返しは、どんな風になるのか分からない位・・・ 又、再び喜田村家では・・・ ?)「ふ、ふふふふふふふっ」 と、不気味に笑う・・・ ?)「あの女・・・罪を償え・・・夫から・・・かえせと・・・」 恨み節の様にゆう・・・ ガチャ・・・ 玄関ドアから開けたら ?)「お母さん、ただいま~」 子供の声だった。 その女は、子供から触らせないように部屋の写真を片付けてそっと開かずの箱にしまい込んで、部屋の扉を開けて子供に向かって走った。 その女の姿は、美人でセミロングである。 ?)「お帰り、譲(ゆずる)。お腹空いたでしょう?ママ特製のケーキを焼いたよ。」 譲)「うん。ママのケーキ上手いし。美味しいもん。」 母)「嬉しいね。ママの自慢は、譲だからね・・・」 二人は、ケーキのある台所に向かった・・・ この母親が、妻となって嫉妬の顔になっている事に子供の譲には知らないままだった・・・ *来週続く* 西太后の嫉妬伝説の繋がっていた秦記と伊坂だが、その重なりに喜田村の奥さん(?!)に・・・ 奥さんの目当ては、二人の不倫劇(比呂・明)の衝突劇が・・・ 来週お楽しみに。 この作品は、フィクションです。 *私の一言* 以前TVで、西太后を見た時に怖かったです。 「なんて残忍なの」って・・・ 女性は、女神だと思っていましたが神にも良い部分と悪い部分と二つ掛け合わしているんです・・・ 中には、破邪神も居るんです・・・ インドの神様も色々合体していて人+動物の一部に姿をしたものも有ります。 西太后の話に戻れば、「破壊的な神様」に近いかもしれません・・・ *TV実際の事を小説に書き入れましたが、秦記の言葉にズシッと来ました・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.02.23 23:40:38
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