カテゴリ:生活
ウチの町内会はえらく人数が多い。全部で「8班」に分かれている。
町内でも、知らない人の方が多いくらいだ。 オイラがここに来てまもなくの頃、家の前で 「ガッシャ~ン」と言う音と共に、お年寄りの叫び声が聞えた。 らんぼークンと二階の窓から見てみると、自転車の高校生とぶつかり おじいさんが側溝に足を落としていた。おばあさんはオロオロして横にいた。 慌てて外に出ると、高校生達は 「大丈夫ですか」 などといいながら足は帰ろうとしているので 「こら!待て!名前は!電話番号を言いなさい!」と引止めにかかった。 そして、おばあさん達と一緒にタクシーに乗り、病院に連れて行ったことがある。 たまたま、らんぼークンが仕事だったのでオイラだけが付いていったのだが ずいぶん前の事なのですっかり忘れていた出来事だ。 町内の納涼会で、ニコニコしたおばあさんに 「ぶいさん、旦那さんは元気?」 と話しかけられた。 「ハイ!」とは言ったものの 「顔は知ってるが、ナゼに名前まで知ってるんだ?」 と思い、らんぼークンに 「あのおばあさん知ってる?」と聞いたら、 「こんなことがあったじゃん!あっちは忘れないよ。」といわれた。 その後、らんぼークンが 「その時近所の人も集まってたんだよ。あれから ウチに話しかけてくれるようになった気がするなあ」 血の気が多いのも、たまにはいいものなのかも知れない気がした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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