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便秘の診断
病院で聞かれること 医療機関に行くとまず症状を聞かれる問診から始まります。排便のどこに不安・不満を持っているのか、これらの症状がいつ頃から起こって、どのような経過をたどっているのか、そして食生活、睡眠時間、運動、学校や会社での状態、家庭での状態、今までに患った病気や飲んでいる薬などを聞かれます。 診察の内容 診察でみるのは主に次の点です。お腹の張り、手でお腹を圧迫した時の痛み、腸の動き、肛門の状態、直腸内に便が貯まっていないか等。 様々な検査 お腹のレントゲン写真を撮ると、便が大腸に貯まっているかどうかが分かります。便が大腸に貯まっていたら、大腸内視鏡や造影検査で癌や炎症などにより狭くなっている所がないか検査します。癌や炎症が否定できれば大腸や肛門の機能検査を行います。 便の回数が少ない場合は、レントゲンに写るマーカーというものを飲んで、レントゲンでマーカーの大腸内の移動状態をみます。さらには便の排出状態を検査するために造影剤を直腸内に入れて、レントゲン透視下に排出状態を撮影する排便造影を行います。 便の排出に伴う症状がある場合は排便造影や、直腸や肛門の状態を圧モニターを使って評価する直腸肛門内圧検査などを行います。これらの検査によって、便秘の型と機能上の問題点を診断します。 次回は便秘の治療です。お楽しみに・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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