～ぴよっと★にっき～

週の真ん中、１日だけのお休み。
でも、夫は勤労感謝の日なのにお仕事。
私は一人で観劇です。急に思い立ってとったチケットだったので、あまりよい席ではなかったのが残念だったけど、楽しかったです。

ブロードウェイミュージカル『リトルショップ・オブ・ホラーズ』
　青山劇場
　山本耕史・上原多香子・越中睦(MAKOTO)・小堺一機・和田アキ子(歌＆声）　ほか

舞台は、アメリカのスラム街・スキッドロウ通りにある廃業寸前の小さな花屋。
店主ムシュニクに怒られてばかりの、気弱でさえない店員シーモアは、キュートな同僚のオードリーに想いを寄せる。しかし、彼女には、サディストで歯医者のオリンという恋人がいた。
ある日、シーモアが、偶然手に入れた奇妙な植物を店先に置いたとたん、店は大繁盛。
シーモアは、憧れのオードリーにちなんで、その植物を「オードリー２（ツー）」と名づける。
しかし、その植物は、人間の“生き血”でなければ育たない人喰い植物だった!!　
最初は自分の血を与えていたシーモアだったが、巨大化した腹ペコのオードリー２に唆される。血を与えてもらう代わりに、シーモアを有名で大金持ちにしてくれるというのだ。悩みに悩んだ末、シーモアは、恋のライバル・オリンの歯科医院に向かうのだった．．．

夏に『ラスト・ファイヴ・イヤーズ』のチケットがあったのに、当日具合が悪くて断念したときに、
「山本耕史が観たかった」と思ったので、今回『リトルショップ・オブ・ホラーズ』を観てみよっかな～と軽い気持ちで行ってきました。
そんなに期待してなかったけど、観た感想は・・・楽しかった。

青山劇場に行く時はなんだかミーハーな気分♪になります。
今回も、山本くん見たさだったので、そんな気分。
特に今まですごくファンだったわけでもないのですが・・・。
今日は山本くんモードで。


山本くんは、めがねにキャップで美しい顔があんまり見えない・・・。
でも「地味で気弱な青年（少年？）シーモア」がとっても可愛かったです。
彼の歌、好きです。声がすきなのかも。伸びる声だけどちょっとかすれる感じ。彼のもっといろんな作品をみたいと思いました。

開演すぐのナレーション？は鹿賀さん？じゃないかな？と思っていて気になったので、パンフレットを買ってみてみたら 「声の出演」って書いてありました。もっとちゃんと聞けばよかった。

はじまってすぐ、３人娘（浦嶋りんこ・Tina・尾藤桃子）の歌があまりにも上手いのにびっくり！！いろんな場面でパワフルな歌を聞かせてくれました。

上原多香子ちゃんは、とってもキュートでした。金髪とあのハデな衣装をあんなに美しく可愛く着こなせるって・・・さすがの美貌だわ。
サド歯医者のオリンの越中睦(MAKOTO)さんがすっごくハイテンションではまってておもしろかったです。（この役、初演では陣内孝則さんがやったんだそうです。ちなみにシーモアは真田広之・オードリーは桜田淳子）歌もよかった。

オードリー２（人食い花）　は怖いけどなんか可愛い。パックンフラワー（マリオ＠任天堂）みたい。
成長２段階くらいのときのオードリー２は、山本くんに抱えられてるんだけど、引っぱったり、噛みついたりするのは、山本くんがパペット状態で操作してるんだと思うんだけど、とても上手い。
ホントに生きてるみたい。
和田アキ子さんの声と歌も合ってるけど、録音なのよね。よく山本くん合わせてセリフ言ったり歌ったり、自然にできるなと思いました。

ストーリーは子どもでも楽しめる？コメディで、くすっと笑えます。小堺さんがさすが味があっておもしろかったです。山本くんとのコミカルなやりとりはアドリブなのかな？
ラストの方は、なんだかやけくそっぽい盛り上がりもあって、アメリカのＢ級ホラーな感じも醸し出してるの。
もともとオフブロードウェイ作品で日本でも何度も再演されたけど、青山劇場ほど大きなハコはなかったみたい。
その分、セットやオードリー２も凝っていて。視覚的にとっても楽しめる演出になっていると思いました。オードリー２がだんだん大きくなっていくのにドキドキしちゃう。

エンディングでは、みんなが着ぐるみ！？かよ？
多香子ちゃん、これも着こなしてしまうのね。可愛い。
カテコで初めて山本くんがめがねをはずしてくれたけど、一瞬だけでめがねを投げるふりをしてまたすぐかけちゃった・・・。残念。

「リトルショップ・オブ・ホラーズ」公式ブログ
も楽しいです。


青山劇場はウチから行きやすいし、気楽に観劇できて楽しい休日でした♪


来年１月、山本くんの「新撰組！！～土方歳三　最後の一日～」（ＮＨＫ）の放送が楽しみです。