クリスマスマーケットの小旅行へ12月14日から4日間、駆け足でダンナの休暇を利用して
アルザスロレーヌ地方のナンシーとストラストバーグへドライブホリデーへ出かけた。
フランスは、隣国とは、言え、ドイツ国境近い地区。 長旅である。
ダンナに「コーチまたは、フライト予約する?」と言ったら、最近買い換えた愛車(スカイラインGTR-R33)を試したいらしく? 「大丈夫!休み休み走れば平気だから。」と、太鼓判を押した。
で、そんなこんなで12月14日(金)の夕方、自宅を出発。ドーバー港近くのサービスエリアで事件があって道路が混雑。フェリーに乗ったのが英国時間、21時ごろ。
フランスは、時差がプラス1時間。到着まで約1時間くらいかかったのでフランス時間で22時到着。 道路が日本と同じ側通行の英国だが、ヨーロッパ諸国では、反対となる。
ダンナがこの方向、慣れないから怖いなあとつぶやく。
この日は、近くの高速道路のサービスエリアで駐車し、車内で仮眠をとった。
夜明けは、遅く朝9時くらいにならないとあたりは、明るくならなかった。
車窓からきれいな朝焼けを眺めながら、ナンシーに向け、高速をひた走る。
カレーからナンシーまで約500kmの距離。とてつもない距離である。
フランスののどかな田園風景を眺めながら、スカイライン、快調に飛ばしていく。
ナンシーを訪づれたのは、今回が2回目。アールヌーヴォーの生誕したこの地に興味があって
訪れたのであった。 その時の日記は、こちら
ナンシーに到着したのは、既にお昼過ぎ。
懐かしい建物が見えてきた。都市中心部の地下駐車場に車を停め、久々のナンシーを歩く。
外気がなんとも冷たい。日中だが、確実に氷点下。道が凍結している。澄み切った空が広がる。
街中でクリスマスマーケットを発見!
おなじみクレープやら焼き栗やら温かいスパイスの効いたモルトワインを売るお店が立ち並ぶ。
↑ ビターチョコクリームが入った絶品♪
街の中心部から徒歩10分ほどのスタニスラス広場まで歩いていく。
広場へ歩いていく途中、クリスマスツリーの仮装のお姉さんたちに遭遇。
午後からクリスマスパレードが開かれていてそれに参加する人たちのようだ。
街中で見かけたケーキショップのケーキのおいしそうなこと。。
スタニスラス広場は、フランスから独立していたロレーヌ公国の最後の公爵スタニスラス.レスチンスキーが、建築家エマニュエール・エレに設計させた広場だそうだ。
ロココ時代の金装飾が広場の門、像、建物などに施されている。
スタニスラス広場の入り口。門のロココ装飾と澄んだ空がお出迎え。
この広場、夜ともなると↓このようにガラリと表情が変わる。
広場の中央にあるクリスマスツリーが、ひときわ際立つのは、やはり夜。
昼間とは、いえ、あまりの寒さに屋内の市場見学に切り替える。
マルシェ内は、イタリア食材コーナーやら、新鮮な魚介類、チーズ類、肉、野菜など豊富な品揃え。
中でも魚介類コーナーは、牡蠣や大きな海老、鮭、ヒラメ、タイなど本当に新鮮そう。
英国では、この品揃え、海沿いの町でないとなかなか望めない。さすが美食の国である。
↑ホイップクリームのような野菜。英国でも見かけたような。
伝統的な?クリスマスのギフトお菓子。これは、すごい甘そう。。
↑クリスマスムードいっぱいのマルシェ内部。
マルシェ内のイタリア食材コーナー。クリスマスのお菓子、パナトーニが下がっていた。
つづく
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ここでナンシーについてサクッと紹介。
ナンシーは1766年まで独立を守ってきたロレーヌ公国の首都である。
ルネ2世の旧市街、シャルル3世が造らせた新市街、そしてその二つをつないだロココ芸術様式が輝くスタニスラス王の18世紀建築群は、ナンシーの観光には欠かせないものだそうだ。またここナンシーは 19世紀末、アールヌーヴォーという新芸術が生まれた都市としても有名。アールヌーヴォーとは、植物や昆虫など自然のモチーフを形どった装飾を取り入れたデザイン。
流線系のしなやかなデザインは女性的でエレガントな独特の雰囲気がある。
Nancy観光局オフィシャルHPは、こちら
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