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2007/08/01
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隔週コラム       KUNI

  
 究極の遊び

色々な国で色々なモノを見ているうちに、「日本で作られた」
自分の中の様々なモノが壊れいくことがあった。それは、
特に無意識層の世界にあるものだった。無意識に不幸そうに
思えた国がものすごい豊かに思え、
『あれ!?俺勘違いしてた』と覆された時の感触は
とても新鮮だ。その国のクォリティーは偏見のなさや
ユーモアのセンス、遊び心、目の輝きで感じとれた。
それはどこの国でも比較しやすく、わかり易い感覚だ。
誰に聞いても日付の合わないラオスの村で唯一、大学出の
青年が1年間を365日と即座に答えて村人からリスペクトの
眼差しを受けていた光景は斬新だった。その村の
暮らしを支えるメコン川で眺める夕日は美しく、決まって
村人もその時間には、川沿いの村一番の夕日スポットに
集まって井戸端会議を始める。美しい景色をみて、美しいと
素直に思えるゆたかさと同様に、一日の暮らしに夕日や
朝日をみるゆとりは究極の遊びに思えた。






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Last updated  2007/08/01 05:08:18 PM
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