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2008/03/07
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カテゴリ:カテゴリ未分類

古本屋

情報欲というものを超えて、全く本人が気にしていなくても
耳に入ってくるものといえば、ニュースやゴシップ。
まぁーそれがニュースやゴシップなのだろうけど。
電車のつり革広告には、女性アンケートでモテル男は
毎日、新聞を読んでおりニュースに詳しいと書かれていた。
テレビも新聞も読まない生活をしているから、
情報欲を満たそうと、偏った自分の好みの情報ばかりが
蓄積され、わが本棚をみるとその偏りかげんに笑えてしまう。
つくづく本や映画は、旅先の辺境地でもやめられないもの
ではないかと思ってしまう。
その情報欲の矛先に、最近、コミックが急浮上した。コミックを
読む時間があるなら、本をじっくり大切に読みたいと思っていたが、
コミック好きの友達に誘発され、読み始めるとかなりおもしろい。
20代前半にタイの小島に数ヶ月滞在した頃、長期滞在者の旅人同士で、
子供時代の流行ったもの話でよく盛り上がった。
そのうちの一人に当時30代の猛烈なコミック好きの旅人がいて、
やたら推していたコミックがあった。さほど、興味は惹かれず
それっきりだった。コミック探しに古本屋巡りをしていたら、
すっかり忘れ去っていた、そのコミックに出会った。
そのコミックはオカルト色が強すぎて、読んだあと絡みつく
ねっとりとした不快感が残るのだが、怖い物見たさが
刺激され、次へ次へとページを進めたくなる不思議なストーリーばかり、
コミックもなめたものじゃないと新鮮なおもしろさだった。古本屋で
ワクワクするような本を見つけ、早く家に帰って本の世界に埋没したい
と思いつつ、帰宅途中の電車やカフェでフライングしてしまう感覚。
さらに、古本屋巡りの楽しみがひろがった。







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Last updated  2008/03/07 02:27:48 PM
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