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古本屋 情報欲というものを超えて、全く本人が気にしていなくても 耳に入ってくるものといえば、ニュースやゴシップ。 まぁーそれがニュースやゴシップなのだろうけど。 電車のつり革広告には、女性アンケートでモテル男は 毎日、新聞を読んでおりニュースに詳しいと書かれていた。 テレビも新聞も読まない生活をしているから、 情報欲を満たそうと、偏った自分の好みの情報ばかりが 蓄積され、わが本棚をみるとその偏りかげんに笑えてしまう。 つくづく本や映画は、旅先の辺境地でもやめられないもの ではないかと思ってしまう。 その情報欲の矛先に、最近、コミックが急浮上した。コミックを 読む時間があるなら、本をじっくり大切に読みたいと思っていたが、 コミック好きの友達に誘発され、読み始めるとかなりおもしろい。 20代前半にタイの小島に数ヶ月滞在した頃、長期滞在者の旅人同士で、 子供時代の流行ったもの話でよく盛り上がった。 そのうちの一人に当時30代の猛烈なコミック好きの旅人がいて、 やたら推していたコミックがあった。さほど、興味は惹かれず それっきりだった。コミック探しに古本屋巡りをしていたら、 すっかり忘れ去っていた、そのコミックに出会った。 そのコミックはオカルト色が強すぎて、読んだあと絡みつく ねっとりとした不快感が残るのだが、怖い物見たさが 刺激され、次へ次へとページを進めたくなる不思議なストーリーばかり、 コミックもなめたものじゃないと新鮮なおもしろさだった。古本屋で ワクワクするような本を見つけ、早く家に帰って本の世界に埋没したい と思いつつ、帰宅途中の電車やカフェでフライングしてしまう感覚。 さらに、古本屋巡りの楽しみがひろがった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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