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テーマ:暮らしを楽しむ(388360)
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隔週コラム KUNI
突然の引越し 古くて傷みも激しい家に住んでいるから、直したい箇所や 使い勝手が悪い部分を修理しながら住んでいる。 古い家に住むと半ば、家の改造は生活の一部のように なってくる。古くて不便さがたくさんあっても、自分で 手を加えれば加えるほど愛着がうまれてくるものだ。 住むもの以外には開けたり閉めたりできない不便な窓も、 憎めない愛嬌に変わり、欠点が個性の面白さを感じさせて くれる。逆にいくら豪華なものでも個性が感じられない ようなものは、すぐに飽きてしまうような気もする。 GW休み中、大家の親族なるものから電話があった。 「聞いてます?」とペラペラと話し始めた。なにやら、 相続の件で大家の親族同士がおおもめし、土地の 権利が半分になって、貸家を壊して土地を売ると 3年もかけて裁判で決まったらしい。その親族は新築時に 相当お金をだしたのに、土地の権利が半分になってし まったので、悔しさと憎さの混じった垂れ込みのような 内容だった。大家からは何も聞いていないので、 いつぐらいになるのか、わからないが突然の電話で 引越しをしなくてはいけない状況ができたようだ。 愛着が生まれ始めていたし、まだ住める家を血族同士の 争いで壊す、みじめな終末に残念だ。自分の意思で決まった ことではないし、くだらない争い事に巻き込まれたくも ないから、次はどこに住もうかとすぐに気持ちも 切り替わった。次は建物として一番個性的な木の上の家 でも住みたいなぁ~と非現実的な妄想からはじめてみる ことにした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/06/03 02:03:22 PM
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