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テーマ:プロ野球全般。(13404)
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アミーゴコラム
「 ヤング ライオンズ 」 24勝中、半分以上が逆転勝ちで、サヨナラ勝ちは5度。 「こいつらすごい」と選手たちに舌を巻きながらも渡辺久信監督は、 “デーブ”こと大久保博元打撃コーチを 「いい雰囲気と選手がフルスイングできる環境をつくってくれている」 と高く評価している だが、大久保コーチのインタビューを、 何度聞いても同じ答えが返ってくる。 「僕はただのタイムキーパー。何もしてないです。 選手がすごいんですよ」 だが、それが謙遜に過ぎないのは明らか。選手からも 「指示がシンプルで的確だからやりやすい」という声が聞かれいるのだ。 そしてデータやビデオの分析と独自のメモも生きているようなのだ。 あるスポーツ番組の特集で ――デーブはいう「そういうの好きだからね」と笑ったが、すぐに 「でも僕は見てるだけ。スコアラーが全部上げてくるんですよ」と裏方さんを 持ち上げた。雰囲気づくりについても「監督ですよ。ミスしても怒らないから 選手がのびのびやっている。僕がつくってるわけじゃない」と返答する。 大久保コーチがチームの雰囲気を良くしているのは、 “ただ明るい”だけではなく、 周りへの気遣いがあるからなのだ。 渡辺監督が就任当初話していた通りの「個性派集団」的な戦いでの全員野球。 ヒーローが日替わりで生まれ、チームの雰囲気の良さは言うまでもない。 しかし、雰囲気が良いから勝つのではなく、 勝つから雰囲気が良くなるのが勝負の世界。この勢いが止まらないとは限らない。 というより、このまま行くほど甘い世界ではないだろう。 それでも、今年のライオンズの野球はワクワクさせる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/06/03 02:04:30 PM
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