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テーマ:海外生活(7774)
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隔週コラム KUNI
デジタルVSアナログ 久しぶりに旅友達が集まって、七輪をつつきながら、 出会った時の印象やら今後のことなどで花が咲いた。 国際感覚豊かなメンバーだけに、たくさんのヒントに 出会う事が多いので楽しみな会でもある。 今だったらどんな旅がしたい?という話から、新しいを デジタル、古いをアナログと比喩されていたが、今は どうなの?という話題となった。 旅のスタイルで例えるなら、デザイナーズホテルやリゾートに 泊まり、高級レストランを堪能するキャリーケース派が デジタル。格安のゲストハウスと屋台飯のバックパック派が アナログとカテコライズされていた。今後するとしたら? となると、ローカルコンドミニアムで自炊し、より生活に近い 旅をしつつ、ディナーは高級レストランにお洒落をして出掛け、 翌日はビーチの素朴なローカルレストランでのんびり。 時にはテントやキャンピングカーを駆使しながら移動し、 デザイナーズホテルでまったりすると言った、デジタルと アナログの入り混じった緩急のあるスタイルであった。 これは旅スタイルに限ったことではない気もする。今のピストバイク ブームは長続きしないと思うが、アンテナの高いアパレルスタッフや 若者達は、数年前から自動車を所有するより、自転車や歩く事を 選び始めている事は確かだ。話を聞く限りでは、高級な自転車も よく売れて、自動車のような値段の自転車も若者が買っていくそうだ。 NYやLAロンドンといった情報発信都市でも同じ現象なのであろう。 要は、最先端の音質・映像も受け入れつつ、アナログでしか味わえない 人間味を楽しむ。逆説に比喩されていたものが、これからは逆ではなく 料理で言うなら絶妙な匙加減のような、アナログとデジタルの ちょうど良いバランスポイントがあると話がまとまった。 以前は便利か不便か?高いか安いか?速いか遅いか? 具体的でわかりやすい贅沢の判断基準が、目で見えない 気持ち良いか気持ち悪いかにシフトしてきているんじゃないだろうか? こうした変化は、目で見えわかりやすい西洋の商品は受け入れるが、 目で見えづらいライフスタイルや考え方はなかなか取り入れない 日本人らしい体質が変わりはじめたのではないかと クリエイティブ心を擽られた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/06/03 02:06:35 PM
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