呼吸が相変わらずぜーぜーの まー ですが、
かかりつけの病院で、午後からの診療は休みの日にもかかわらず
「よかったら夕方もう一回吸入しに来たらいいですよ」
と言ってもらえたので、お言葉に甘えて行ってきました。

しかし、胸の音は午前中と少しも変わりないにもかかわらず
薬が全然飲めていないことから
（薬を口の中に入れただけで胃の内容物ごと吐くのですよ）
「入院して点滴ででも薬を入れた方がいいですね。
　胸の音は良くなってないし薬も飲めないんじゃ
　もっと拗れてしまうかもしれません」
と言われてしまったのです！　ガ━━(゜Д゜;)━━━ン!!


病院の希望を聞かれたので、入院歴のあるＫ医療センターをお願いすると
電話で受け入れの確認を取ってすぐに紹介状を書いてくれました。
「即行った方がいいですか？」と聞くと
「入院準備するくらいならいいでしょうけど、なるべく早く行った方がいいですよ。
　救急の入り口は分かりますか？」と言われたので
入院準備だけして大急ぎでＫ医療センターへ向かいました。



ところで、Ｋ医療センターにはちょっとした悪評があるんですよね。
といっても技術的な面に問題があるわけではないです。
問題なのは、態度というか対応。
「Ｋ医療センターに行くと怒られる」というのがそれで、
「怒られた」人の話も良く耳にするし、友達も「怒られた」って言ってました。
「子どもはこれくらいの熱よく出すんですよ。
　42℃を超えるようなことがなければ大丈夫だから
　これくらいの熱で連れてこないでください！」
とか言われるらしいのです。


なので、以前 まー を夜間に連れて行ったときなんかは「怒られるかな？」とか思って
ドキドキしてたのですが、特に怒られはしませんでした。
今回は紹介状もあることだし、入院準備までして行ってるので
怒られることなんか全く心配していなかったんですよ。



病院についてすぐ、旦那が職場に電話しなくちゃいけなくて外に出ている隙に
診察室に呼ばれてしまったんですよね。
それでなくても「入院なんて、大事になっちゃったなぁ」なんて気弱になっているところに
まさか一人で診察受けるなんて思ってもなかったので、ちょっと心細く思っていると
救急の当番の先生はカルテと紹介状をぱらぱらと見て
私が思ってもいなかったことを言ったんですよ！

先生：「これくらいなら家で薬飲めば入院することもないと思うけどなぁ」

…は？

私：「え？　で、でも、かかりつけの病院で『入院』って言われたんですけど？」
先生：「この程度なら入院しなくても家でも十分治ると思うけどねぇ」
私：「あの、でも『入院』って…、紹介状も書いてもらったし…」
先生：「入院するかどうかはこちらで診てから判断しますから」
私：「え？　それは入院できないって事ですか？」

…実際、この後のやり取りがどうだったかイマイチ覚えていません。
あまりにも想定外の先生の言葉に頭が真っ白になってしまいましたよ！
ただ、ここで家に帰されたら困る！ってんで、
何とか入院できるように色々言ってた気がします。
「じゃあ、入院の手続きをしますから」という言葉を引き出すことに成功しました。

しかし去り際に
「熱冷ましは42℃超えない限り出しませんからね」
と、まるで捨て台詞のごとく言われるじゃないですか。

あのね、一体、誰が、いつ、「熱を下げてくれ」と頼みましたか？

「怒られる」とはちょっと違うかもしれないけど、噂の先生はコイツだな、
と確信しましたよ！
まぁ、あんなにあちこちで噂になってるんだから、
怒るのはこの先生１人だけってことはないんだろうけど
でも「怒る」人のうちの１人だと思うよ、うん。


でもって、実際入院したら「入院するまでもない」と言われたとおり
あっという間に良くなったかと言えば、全然そんなことはなく
私が予想してたよりもずっと長い入院生活になってしまいました。
入院して正解だったって事よね？

そんなこんなで、何とか入院にこぎつけた（？）のでした。