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テーマ:ニュース(100230)
カテゴリ:私のココロんなか
今日のニュースで 臨床心理学者で元文化庁長官の河合隼雄さんが
亡くなったとありました。 河合さんの講演やシンポジウムに2回ほど行ったことがあるのですが、 その話し方というより、話の聴き方が独特で印象深いです。 眠っているかのように、目を閉じて斜め上に顔を向け、腕をくんで 時々うなずいたり、たまに細い目を開けてきらっと相手を見つめる。 聴いていないようで、聴いているような・・・そういう聴き方をされる方でした。 ただその佇まいをみるだけで、勉強になるなぁと思いました。 学生の時は、ユング心理学入門や箱庭の研究などでその著書を多く読みました。 「こころ」を癒すための手法は、さまざまあるけれど それをきちんと心理学という学問にして、日本に伝えたスゴイ方。 今でこそ、一般的になりつつあるけれど 体の不調を治すために 病院にいき、 心の不調を癒すために カウンセリングを受ける そういうことを当たり前だと皆が認知してくれたら、もっと生きやすい世の中に なるんじゃないかな。 その為にも、臨床心理士が心理の専門家として認められ国家資格化されるよう願っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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