☆。o ぷらっとしょ o。〇

この日は、ビッグイベントを2つも控え、とても忙しいのだ！！
まず、朝一番でヴェルサイユ行きの電車に乗らねば。

ところが、乗る予定のメトロが線路の工事でお休みとのこと。
がびーん。

仕方ないので、メトロをあきらめ国鉄SNCFで行くことに急遽変更！
駅から宮殿まで歩く距離が長くなる～、としょんぼりしている友達を尻目に
私は初めて乗るフランスの鉄道にワクワク

電車はとってもきれいで、しかも2階建て！！私、日本でも2階にのったことがなかったので
大はしゃぎです。
パリ以外の街並みもみることができ、たった12分間のショートトリップはあっという間。


ピカピカの青と白の電車に乗りました★　　　　　分かりにくいけど、宮殿へ続く通りで馬車発見！！

そして、ついにヴェルサイユ宮殿へ～　ひ、ひろい！そして入場料が高い…。
　

　
「鏡の間」マリー・アントワネットの結婚式の舞台。　　　　マリーの寝室。カワユイ♪

連日2万人もの労働者と半世紀の時間をかけて築いたヴェルサイユは、本当に豪華絢爛でした。
この後、トラム（バス？）にのってお庭やトリアノンといわれる離宮の散策に出かけたのですが、
一体どこまで領地だったのか？！と途方にくれる広さです。

パリに戻って、チュイルリー公園でジェラートを食べながら一息つくと
いざ、オランジュリー美術館へ！

ここでいちばん楽しみにしていたのが、モネの「睡蓮の間」。
モネが絵画を寄贈し、自身が改装を手がけた展示室は、円形の部屋に4枚の睡蓮が360度
取り囲むように展示されています。

中央にはじっくり観賞するための椅子が用意されており、真ん中に座って静かに見つめていると
天井から降り注ぐ自然光の色によって、睡蓮たちが瞬間瞬間で様々な表情に変化して
いくのです・・・。
穏やかな気持ちと自然への感謝。そういうものが胸の奥から湧き上がってきて震えました。

パリでの最後の夜。
いつものようにほろ酔いで歩いていると、ふいに路上ライブがはじまり
私の好きな「スタンド・バイ・ミー」が流れてきて、思わぬ偶然に感動。
皆で大合唱でしたよ（笑）
そのシンガーが「音楽はノーボーダーだ」と言っていたけど、この旅でたくさんの人の
温かさにふれ、平和のありがたさを肌で感じることができました。

　　　
　・・・明日はついに最終日。またまたうれしい偶然にニンマリの巻・・・