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テーマ:病と暮らす(29)
カテゴリ:病と暮らす
治療を受けるにあたって、不安だったのは
あの体勢(女性ならわかるよね)で何時間も耐えられるかってことと 痛くないのか、ってこと。 治療室では、あらかじめ診察椅子の足を乗せるところにタオルをひいて、腰にはクッションを置いてくれてました。 また、治療中きつくなったら、すぐに休憩とるからね。トイレも行けるからね。と言われホッ。 睡眠誘導剤を飲み、治療がスタートしたのですが、二つめの不安は適中。 眠るどころじゃない!ってくらい痛かった… レーザーを当てているときは痛みはないのですが、合間合間で器具を入れたり薬を入れたり、綿をつめたり、そういうのがいちいち患部に滲みて、涙が出るくらい痛かったです 先生が「眠くない?」と何度も聞くけど「痛すぎてぜんっぜん眠くない」と半ばキレ気味に答えてました。 前半は、そんな感じで途中休憩。 ボクサーのようにぐったり椅子に腰かけ、ナースに励まされながら水やチョコをもらい、カーンと第二ラウンドへ。 中盤は、眠剤がやっと効いてきたのか、意識がモーローとしていて、あまり覚えていません。 だけど、やっぱり痛くて半分途絶える意識の中でも涙はずっとポロポロ流れてました。 なんで私がこんな目にあわなくちゃいけないんだろう?そんな事考えながら、今までエッチした男みんなを思い浮かべて呪ってみたり… あと40分くらいで終わるけど、休憩しよっか? というドクターの声で、ふと我にかえり、なんとか5時間の治療は終了したのでした。 フラフラしている私に、すかさず椅子を差し出して座らせてくれたドクターに対し、 「ちゃんと全部悪いとこやっつけてくれましたかッ?!もう二度とこんな思いしたくない!」 と、捨てゼリフをはいて出てきてしまいました。 たくさんの人からの「お疲れ様メール」も頑張ったねの声も、ナースがそっと置いてくれていたおかしも、何も気付かず 貧血のような気分の悪さと下腹部の鈍痛を抱えて、その日は倒れこむように眠っていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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