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テーマ:フィギュアスケート(3634)
カテゴリ:病と暮らす
世界フィギュアが開幕し、世間は女子シングルで大騒ぎですが
私は、その中でひっそり行われたペアの応援に夢中でした。 なかでも、アメリカ代表の井上怜奈&ジョン・ボルドウィンペア。 井上選手は、兵庫県生まれの31歳で、女子シングルでも結構いいところまでいったのですが 長野オリンピック日本代表に選ばれず、ペアに転向。 パートナーを求めてアメリカに渡り、ボルトウィンと組んでアメリカNo.1にまでなりました。 しかし、アメリカに渡ってからの彼女の人生が壮絶。 渡米しても、生活苦のためずっとアルバイト生活をしながら練習に励む毎日。 そんな中、肺がんという病気になってしまうのです。 あの長野五輪選考の年、彼女の父親も同じ病気で、40代の若さで亡くなっている…。 異国の地で、どれだけ不安で怖かっただろうと思います。 しかし、病気にもへこたれず、抗がん剤治療をうけながら入院せず練習を続けます。 アルバイトに闘病に頑張る彼女。 それなのに、さらなる不運が彼女を襲います。 レッスン中、誤って落下し頭蓋骨を骨折。一時は意識不明、前歯をほとんどなくすという大ケガをし、後遺症で心的外傷後ストレス障害(PTSD)に悩まされます。 更には卵巣を片方破裂させて卵巣摘出する事態となり、辛い闘病生活を送っていたのです。 こんなに、何度も何度も辛いめにあいながらも、あきらめず立ち上がれるのはなんでだろう? ココロがくじけそうになっても、スケートで上を目指せる力はどこからわき上がるんだろう? すごい。 すごいの一言。こころから尊敬します。 美しく舞う彼女の演技が、私をも勇気づけてくれる。 私もまた、みんなに支えられたお返しに、誰かを勇気づけられる存在であれたらいいな、 と思います。 2008年全米選手権で2位になった演技の後、リンクの上でずっと支えてくれたパートナーから プロポーズを受けた井上選手。 ほんとに、よかったね~~!!!!これから、きっとたくさん幸せが待ってるはず☆ 世界フィギュアは惜しくも10位でしたが、スロートリプルアクセルが決まれば チャンスはまだまだあるはず。応援してます! 他にも、ロシア代表で日本人女性頑張ってますので、スケートはペアも必見なのですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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