|
カテゴリ:プレイバックシアター
昨夜の満月、
プレイバックシアターの醍醐味を、またしても感じる夜となった。 「石の上にも3年」という言葉があるが、「第1金曜を3ヵ月」 3月から始めた定期パフォーマンスも、昨夜で4回目。 続けてきたことが、ようやく定着し始めた、 そんな予感のする、充実したパフォーマンスとなった。 2度3度のリピーターが増えてきて、 初めての人が増えてきて、 こうして定着していくプロセスのなかで、 その観客層の深さが、ストーリーが、急速に深まっていく。 前回、笑い転げたプレイバックシアター。 今回、涙のプレイバックシアターとなった。 毎回違う。 同じ顔ぶれもいるが、その時語る内容は全く違う。 今は亡き、大切な人の存在。 もう伝えることのできないその想いが、 ステージの上で、表現される。 テラーは、目の前で繰り広げられるものだけなく、 たくさんの感情とともに、同時にたくさんのシーンを観ている。 3本のストーリーは、 どれも幼い頃から、今に至るまでの、 永く心の奥深くに、しまいこんでいたもの。 ようやく昨夜、それらが出てくる準備を始めたのだろう。 涙とともに、浄化されるのを待っていたのだろう。 パフォーマンス後の感想に、 >>そっか、はじまりなんや。 「ごめんね」から「ありがとう」やね。 と書いてあるのをみて、 じ~んと胸が熱くなった。 テラーが自ら語り、それ以上でも以下でもなく、再現した時に、 テラーは次の位相へと、誘われていく。 それは、どんなよきアドバイスや励ましなどより、 ずっとずっと、その人の中のプロセスを促進していくようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[プレイバックシアター] カテゴリの最新記事
|