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2007.08.22
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今日は、ゴム工場見学と予定に書いてあったので、
なんとなく気乗りしていなかった。
マナウス到着早々、
日本企業の工場誘致で、経済が潤っているようなことを散々聴かされて、
アマゾンを堪能したいと思っていたわたしは、
かなり残念だったりもしたからだ。

ところが、訪れたところは、
島で、昔ながらの天然ゴムの採取を、再現してくれるところだった。

頭にカンテラを載せて、現地のおじさんがゴムの木に切り目を入れる。
わたしもやらせてもらった。
ふふ、なんでもやりたがりのわたしです。

昨日、他のガイドさんから、天然ゴムが盛んだった頃の話を聴いていたので、
現物を持ってみてなるほどと思った。
ホンモノの質の高いゴムは、ずっしりと重い。

そのガイドさんは当時、金とゴムの重さと値段が一緒だった頃、
丁稚奉公のように港で働いていたそうだ。
そして賢い智慧ある子どもは、不正にゴムの中に水を入れてごまかしているのを発見しては、
大きな大人に怒鳴られて追いかけられて、怖かったという。
そのままの重さで計っていたら、今度は雇い主に怒鳴られたことだろう。

その話と、今目の前で、バームクーヘンのように、ゴムの樹液をかけながら、
大きく固める気の遠くなる作業が、合致する。

それもアジアにゴムの木の種が渡るまでの、
ほんのわずかな、マナウスの天然ゴムが栄えた最盛期の話。

その場で風船のように膨らませて、
薄いゴム膜を貼り付けていって、ボールしたのをもらった。
いぶした煙のにおいが、素朴で懐かしい。

戦後すぐに、移民してきた日本人たち。
昨日のガイドさんの話によると、
いろんな国籍の移民の中でも、辛抱強い日本人は、
どんどん奥地へと、困難な地へと、追いやらたのだと。
そして、過酷な土地と向き合うことになる。
決して諦めず、投げ出さない日本男子、大和撫子たち。

彼の家も例外ではなく、九州男子の父に育てられた幼い彼は、
一人言葉もわからないのに、奉公に出されたという。
陽気な明るい彼の口から、筆舌に耐えない経験をしていたのだと察する。

アマゾンの雨季と乾季の、大きな自然の差異に、
抗うことなく、自然と共存する暮らし。

幼い頃に訪れた父の故郷、南の島、徳之島が、
規模は違うが、酷似して見えた。





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Last updated  2007.08.31 16:16:10
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