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 Art of Life研究所  プレイバックシアター      

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2007.11.02
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今夜は、
第9回目ALLプレイバックシアター定期公演。

毎回、どんなストーリーが紡がれるのか、
終わってみないと分からない。

大昔、舞台人してたころのわたしにとっては、
台本のない即興というのは、信じられない世界だった。

がちがちに、台本を読みこなして、
立ち位置も寸分狂いなく、リハーサルを重ねたものだった。

それでも、アドリブが必要になるのが、舞台だ。

ところが、今では、プレイバックシアターという、
心理即興劇をしている。

よりどころだった台本に取って代わって、
その場に集った観客によって、構成されていくプレイバックシアター。

語られる人生の一こま、ストーリーが、
その瞬間、瞬間に、呼び覚まされるのだ。

初めてこの場に訪れる人たちは、
今から一体何が起こるのか、想像すらできない。

何度も、この場を過ごしているわたしも、
どう展開していくのかは、毎回その瞬間ごとに決まっていくので、
さっぱり見当もつかない。

そんな未知を前にして、
不安がないといえば、全くのウソになるかもしれないが、
安心して、くつろいでいられるようになっている。

繰り返し、プレイバックシアターという場で、
プロセスを信じて、従っていけば、
必ずや、たどり着きたいところへと、着地するということを、
経験してきているからだろう。

今夜の1本目のストーリーは、
息子から初めて彼女の存在を聴き、ショックを受けつつも、
息子の自立をサポートする母の心境が語られた。

2本目のストーリーは、
「何も話すことは決まってないのだけど、、」
との前置きの後に語られたストーリー。

自分自身の人生を振返りながら、
未来へと、一筋の道を探す女性の物語りだった。

まるで、
最初のストーリーで語られた、
母の心境に呼応するかのように、
人生を模索する子ども側のストーリーのようでもあった。

そして、
最初会場に来たときには、話すことは思いつかないと言っていた女性が、
「さっきから、どうしてもこの話しか思い浮かばないので」
と、最後のストーリーに手を挙げてくれた。

最後のストーリーは、
すでに子どもたちは自立して独立している女性が、
語ってくれた。

幼い頃は、全く自信のなかった少女が、
全面的に肯定して、愛してくれた母がいたからこそ、
今の幸せなわたしがいると、
「今は亡き母へ、
もう一度、今、感謝の言葉を伝えたい」というものだった。

最後のテラー(語り手)は、
演じ終わった後も、
ずぅっと、じぃっと、ステージ上の母役の役者を見入って、
ただただ、涙を流していた。

どれくらいたったろうか、
やっと口を開くと、

「こんなに嬉しい涙を流せて、
ありがとうございました」と

充分に満足した笑顔で、客席に戻っていった。

会場の皆だれもが、その深い愛の中に浸っていた。

今在る自分に感謝できる、
幸せに満ちた場が、静かにそこにあった。

「ありがとう」という言葉、
何度繰り返しても、気持ちがいい。
言霊がこだまするように、
じんわりと余韻をあじわった。

こうして今夜も、
3本のストーリーが紡がれて、
見事な3部作となった。

ありがとう。

第9回定期公演
ALLプレイバックシアター旗揚げ公演から、
1年が経とうとしている。

今夜もまた、
プレイバックシアターを通して、
人々のストーリーに触れることが出来ることに、
感謝。

ありがとう。





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Last updated  2007.11.07 01:50:52
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