Ａｒｔ ｏｆ Ｌｉｆｅ研究所 プレイバックシアター　　　　　　

昨夜の終電で、新幹線移動。
昨年から楽しみにしていた千秋楽後の２次会を、
何故か、きっぱり諦めて、帰阪した。

直前まで、２次会のことで頭がいっぱいだったのに、
誰かの一言で、誰かの表情で、
一瞬の判断。その必然性を感じた。

すると、予定していた仲間の相談だけでなく、
急遽一緒に帰ることになった仲間の相談も、
真摯に聴くことに。

新大阪に着いたときには、
何かが吹っ切れたかのような、笑顔で手を振る仲間を、
見送った。

真剣に聴いているわたしの前で、
ムニムニ悩んでるバヤイじゃないと、思い始めたのだろう。

打ち上げのお酒で、ほろ酔い気分のわたしは、
かなり、はっきりしたモノの言い方をしたに違いない。

１００日間一緒に遣り抜いた仲間が、
そばにいたというのも手伝っていただろう。

たしなめるような事を言ったわたしに、
「ありがとう」の言葉を貰った。
「真剣に怒ってくれる人は、久しぶりだった。」と。

すごく不思議な気がした。

その彼は、
今回は一緒に舞台に立った仲間ではなく、昨年のキャスト。

応援に来てくれていて、
今回、初めてといっていいくらい、
急に話をすることになった。

互いに知ってはいるけど、
そんな大事な話を、打ち明けられるような関係性では、
なかったから。

そしてもう一つの不思議。

今夜、私の前に現れたのは、
全く初対面の女性。

今日は、昼間のカフェコモンズのインプロには参加せず、
夕方からの懇親会だけに顔を出した。

自分でもわからないくらい、
行かなきゃならない必然性を感じながら。

まるで、そんなわたしと同じように、
ひきつけられるかのように、
懇親会のみの参加者が続出。

そして、
初対面のわたしの隣で、ひとしきり語って、
美しい涙をぽろぽろ流す、一人の女性。

明らかに、わたしは何もしていない。
ただ彼女は、自分がそう在るために、
わたしが隣にいる必要があったようだ。

その美しい姿を、瞳を、わたしはただ見つめていただけ。
彼女に必要なものは、彼女がすでに持っていた。
それを確認したかっただけなのだ。

飲み会の席で、
わたしはラム酒でほどよく酔いながら、
彼女は、ホットティーを飲んでいた。

なんて幸せなんだろう。
その涙する女性の、美しい魂に触れるがごとく、
そばにいることができて。

純粋なエネルギーに触れる機会が、
増えている。

螺旋の相乗効果。。。

そして！！
シンクロニシティーといえば、
「A COMMON BEAT」のパンフレットを持っている人が、その場に！！
愛知公演を、観に来てくれていたのだ。

え？京都の友だちの結婚式の帰り？
あのぅ～？名古屋方面とは反対の方角ですけど、、ここにいる。。

この磁場が一体どうなっているのか、
次から次へと、
初対面の人たちと、共通の知人の話で盛り上がる。

「１５年前、職場が一緒だったんですかぁ～？」
「え？４年前？わたし、そこでお世話になってましたぁ～」
「その人、わたしの恩師なんですぅ。」
「２００２年に、その人と、こんな会話をしました。」
「わぁ、すでに面識あるんですねぇ～」
「○○さんとは、××で出合って、、」
「ピースボートで、同じ船？」
「マザーアース・・」
「YMCA。。」
「摂津峡・・」
「クラウン？」
「来週、講師に来てもらうんですよぉ～～」
「わたし一緒に、□□で体験しました！」

あるキーワードから、どんどん、知人の名前があがっていく。。

その時々に、わたしが、どっぷり関わった人たち。。
その人たちとの大切な時間を、思い出しながら、
その人たちを通して、
また、新たな出会いが始まろうとしている。

今、こうして出合うことになった人たちが、必然なら、
過去に出合っていた人たちと、出合っていたことも、必然。

この出合いに感謝。