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カテゴリ:第一金曜日ALLプレイバックシアター
今夜のパフォーマンスは、
昨日買ったばかりの、マイクを使ってインタビュー。 会場はとても小さなスペースなので、 生の音声だけで充分なのだが、 録音では、音声が聴き取りにくくなってしまうのだ。 記録は、私たちカンパニーメンバーが、 より質の高いプレイバックを提供するために、 検証していくための大事な資料だ。 そうして、テラーの声を再度丁寧に聴きなおす。 もちろん極秘扱いで、その場にいなかった人が見聞きする事はない。 で、とうとう マイクとミキサーを購入した(*^^*) 持ち運びできるように、小さいものにしたが、 音響さんの真似事出来るようで、わくわくする。 さて、今日の3つのストーリーは、 当日急にキャンセルになった人たちと、 当日急遽参加することにした人たちとが、 総入れ替えした観客たちによって、語られた。 予期せぬ突然の大雨が、 始まる頃には、すっかりあがるという、 お天気のほうも直前に劇的な変化の中、 今年最後の定期公演だ。 マイクの準備に手間取っている間に、 すでに観客同士は、和気藹々と。 一つ目のストーリーは、 「悩んでいないわけではないんですが。。」と、 初めて来たそのテラーは、悩みを話す場だと思っていたのだろう。 「脳天気だと思い込もうとしてたんですけど。。」 丁寧に前置きをおきながらも、言葉をつないでいく。 そんなテラー席へと進み出た彼の、 最初に手を挙げる勇気、チャレンジ精神に、わたしは心の中で、拍手した。 そうして、語られたストーリー。 自身の夢と実際の行動とのギャップ。 転職して新しい職場で、いい環境になったが、 夢との両立に、不安が残されていた。 すると、2つ目のストーリーで、 自分にチャレンジさせてくれる女性への想いと共に、 新しいことをたくさん一緒に体験した今年の思い出と、 来年への希望が、熱く語られた。 そして3つ目のストーリーでは、 今まで何度も励ましたり、愚痴に付き合ってくれた友人のためにも、 夢をあきらめないと。 来年こそは、夢実現のための具体的な課題が語られた。 年の終わりに、自分の人生を振返り、 新たな年への希望が語られた。 プレイバックシアターというこの場の不思議。 共振、シンクロニシティー。 「あいつだったら、言いそうな、その台詞、ジーンときました。 ホントに言いそうだから、その言葉、、、やれそうな気がします!」 力強くコメントするテラーは、 語り始めたときとは、表情がすっかり変わっている。 テラーの言葉を通して、役者の身体を通して、 必要なメッセージが紡ぎだされる。 それは、観客たちだけでなく、 カンパニーのメンバーそれぞれにとって、 そのときに必要な出会いがあるようだ。 批判的にならずに、アドバイスもせずに、 テラーが語ったことを、修正せずに表現するプレイバックシアター。 すると、次のストーリーが、叡智を携えて、語られる。 そしてまた次のストーリーが。 わたしたちには、無数の叡智を含んだストーリーが在る。 今ここで語られんと、ストーリーが湧きあがってくるその場を、 何度となく経験し、 第10回ALLプレイバックシアターの定期公演が、 こうして無事終了した。 まだ今年は残っているが、 何かが循環して、また新しいサイクルが始まるのだろう。 楽しみだ。 こうして続けさせていただいている、ご縁ある皆様に感謝。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.12.11 21:32:57
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