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カテゴリ:第一金曜日ALLプレイバックシアター
今年初の、第一金曜日プレイバックシアターの公演。
ご縁があって、この場所に初めて来てくれる人がいる。 この場所は知っていても、プレイバックシアターは初めてという人がいる。 毎月欠かさず続けてきた、定期公演。 今年もこうして、続けていけることが嬉しい。 ここでのパフォーマンスは、毎回イレギュラー。 リチュアルはあるけれど、とても柔軟で、自由だ。 稽古場兼スタジオという場の設定と、 観客層によるものが大きいのだろう。 カンパニーメンバーは、緊張が全くない人ばかりではないが、 わたし自身は、とてもリラックスしているのを感じている。 それは、観終わった後の観客の変化を、知っているからだ。 プレイバックシアターは、即興だ。 失敗もない代わりに、完璧もない。 その大前提の上に、観客たちと一緒に大航海をするようなもの。 今回は、たくさんショートフォームをしたあと、 2本のストーリー。 1本目は、自分の生き方を否定するような文章に出会い、 衝撃を受けていたある男性が、 全面的に肯定するメッセージをもらったエピソード。 感動的に熱弁をふるっていたが、 ストーリーを見るときは、じぃっと食い入るように静かに見つめていた。 そして、余韻を味わうように、「そう!」と見終わった後は、 ゆっくりと言葉を丁寧に紡ぎ出していた。 そして、次のテラーも、 語り始めると、マイクを必要としないくらい、興奮気味に言葉が続く。 溢れんばかりの情熱が、テラーを通して伝わってくる。 最近アクターをする機会がすっかり減っていたが、 今日は、最後のストーリーで、アクターをした。 ミュージシャンをしたリ、アクターをしたりができるのも、 この定期公演ならでは。 テラーズアクターとして、彼が成長するきっかけの出会いから、 一つのことを達成し、ステップアップし続けているプロセス、 そして、今後の飛躍へと希望を表現した。 新年早々、誰もが応援の拍手を送りたくなるようなストーリーだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.01.06 10:52:29
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