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カテゴリ:プレイバックシアター
久しぶりの日記です(*^^*)
というか、このblogの存在を忘れつつありました(汗) 先日、半年ぶりにお会いした人に、自己紹介を改めてしようと思ったら、 blogを読んでいてくれたことがわかり、アセアセ; ということで、 慌てて、古い情報などを更新しました! * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 通常の演劇なら、次回公演の台本があるが、 台本のないプレイバックシアターも、 劇団稽古はある。 なにをするかというと、 ALLプレイバックシアターでは、 毎月定期公演をしているので、まず、その振り返り。 1時間半の公演を、丁寧に何が起こっていたかを振り返る。 役者同士が相談せずに、即興で表現するので、 お互いが、その事実を、どう認識して、どう動いたのか、 テラーが話したこと、コンダクターが言葉にしたこと、 その場にいた証人として、事実を確認していく。 録画の映像で確認することもあるが、 先日は、お互いの記憶に基づいて振り返る。 不思議と、その瞬間に起きていたことを明るみに出してくると、 それぞれの記憶が、明晰によみがえってくる。 その瞬間は、無意識のような行動でも、 事実を確認すると、その行動の真の意図がわかる。 そして、素通りされたり、こぼされてしまった言葉や態度を、 大事に拾っていく。 その場では表現されなかった、アイデアが生まれれば、 稽古の場で、それを実験してみることもできる。 生まれたてのアイデアは、その瞬間瞬間で、変化する。 仲間は、その変化を感じ取りながら、ともにその表現を完成させていく。 その息や間合いは、絶妙だ。 仲間だからこその信頼感と、安心から、自由にクリエイティブになっていく。 あぁ、だから劇団稽古は最高だ。 可能性には、終末がないように見える。 また、 本人さえも気付かない反応に、劇団仲間が、丁寧にアプローチする。 プレイバックシアターでは、ダメだしはしない。 何がそのような行動につながったかを、 何がその感情を引き出しているのかを、ただ一緒に観ていく。 舞台の上で起こっていたことから、 日常で起こるあるパターンに、そのメンバーが気付いたとき、 テラーに招待され、仲間がストーリーを演じた。 それは、テラー席だからこそ語れたストーリーなのだろう。 メンバーが長年持ち続けている、ある種の反応や感情、恐怖に対して、 プレイバックシアターという手法を持っているわたしたちは、 とても有効にその場で、プレイバックすることができる。 劇団仲間だからこそ、 稽古の場にこそ、プレイバックのストーリーは、効果的だ。 これほどまでに、能率よく、短時間で、 互いを親密にし、理解を深める手法を、わたしは他に知らない。 事実に接近することで、その人物の輪郭が際立ち、 互いの人間的成長を促進しあう。 終電ぎりぎりまで、稽古場にいる仲間たちの、 そのハートの暖かさに、満たされた夜だった。 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 次回、第26回定期公演は、6/12(金)20時からです♪ みなさまとの出会いを、楽しみにお待ちしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.13 23:20:19
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