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 Art of Life研究所  プレイバックシアター      

Art of Life研究所 プレイバックシアター      

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2009.05.16
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プレイバックシアターが、なぜ暖かい場になるのだろうか。

それは、目に見える形で、表題のようなことを実感するからである。

「切り離された孤独から、つながる一体感と安心感の中での信頼」


ビジョン心理学では、

すべての悲しみや苦しみも、魂の奥深いところでは、
切り離された孤独に、たどりつくという。

しかし、勇気を持って愛する人に接近し、親密な関係に入っていくなら、

人とのつながりの中で、境界線のない一体感の中で、
それらの悲しみや苦しみ問題は、すべて、消えてなくなるのだと、

レンシー・スペザーノ女史が、夫チャックと共に、語っていた。


人間中心主義のロジャース氏も、
エンカウンターグループについての書物の中で、

「多くの人生の、一部になってしまっている、深い個人の孤独は、
他人に、真実の自己を示す勇気を、持たない限り、改善されない。

真実の自己を示したときに、初めて、人間的接触や孤独という
重荷の軽減を、見出すのである。」

(『エンカウンター・グループ』人間信頼の原点を求めて~カール・ロジャース著 創元社よりp.139)
と述べている。


つまり、
プレイバックシアターで、何が起こるかというと、

それらの孤独な個人が、
テラー席という場で、もしくは観客席から、言葉を発することで、

舞台上で第3者に批判なく再現され、
その真実を、観客たちと、分かち合う仕組みの中で、

孤立した個人が、溶けてなくなり、
その場の一体感の中で、安堵し、癒しが起こるのだ。


苦しみや悲しみや怒りを、個人の内側にとどめている間は、
その個人だけのものとして、ひとりで抱えなければならない。

しかし、ひとたび、勇気を持って、心の扉を開いたなら、

それらの感情は、個人の中に留まることなど、できなくなって、
人々との分かち合いの中に、共感の中に、受容され、消失していく。

プレイバックシアターが、
「癒しの劇場」といわれるのは、そういうわけなのだろう。


わたしのプレイバックシアター経験において、
それらのことが、段々と明確になってきている。


そして、
自己をさらし、真実を語る人を目前にしたなら、

心の扉に、内側から南京錠を何重にもかけている、
自分を、観ずにいられないようだ。


個々人が、変容していくと、社会はおのずと変わる。

それが、ジョナサン・フォックス氏のいう
コミュニティーのためのプレイバックシアター。

プレイバックシアターは、社会を変革するひとつのツールだ。


プレイバックシアターを通して、
わたしは、人々をより深く理解し、人々への信頼度が高まった。

プレイバックシアターの場が、
いつもいつも告白の場である必要はない。

ただ、
社会的みせかけで自分を飾る、必要のない場で、

自分自身でいられる場に、くつろぐことができれば、
自己への信頼、他者への信頼が、おのずと深まっていくことを、
わたしは、知っている。

プレイバックシアターという仕組み(リチュアル)が、

現代社会で、たくさんの鎧をかぶって、呼吸できなくなっている人の、
深呼吸できる場になればと願う。

勝ち組になるためには、現代社会で鎧は必要だ。


しかし、
勝ち負けや、社会的権威や財産や物質に囚われることのない、
自由な魂を望むなら、
プレイバックシアターの場は、有効だろう。

そこには、社会的善悪さえもが、自由に表現されるスペースがある。





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Last updated  2009.05.16 22:21:11
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