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 Art of Life研究所  プレイバックシアター      

Art of Life研究所 プレイバックシアター      

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2009.05.17
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場に起こる不思議を、何度となく経験しているが、
先日セミナー会場で、起こったことは、興味深い。

200席ほどの椅子が、会場にぎっしり並べられ、
受付の行列が、会場に入りきるまでの間、
バイオリンの生演奏が、あった。

さすがに、高いセミナー料を、とるだけのことはあると、
開演までの時間、わたしは、演奏を楽しもうとした。

しかし、
パンフレットを見たり、雑談している会場で、
わたしは、その演奏に、関心深く聴き入ろうとしたが、
集中できないことに、気づいた。

せっかくの生演奏が、もったいないなぁと、
心の中で、
演奏に注意を払っていない、周囲の参加者たちを見渡しながら、
残念に思っていた。

ところが、
そのセミナーが終わり、懇親会のエンディングで、
再びその演奏者が、曲を奏で始めることになった。

驚いたことに、
そのときの音色は、
最初に聴いた時とは、全く違って聴こえたのだ。

わたしが周知の、
(コンサート会場で聴くような)
バイオリンの音色になっていた。

ちゃんと、その空間で音が振動し、
わたしの座っている席まで、届く音に。

同じ演奏者で、数時間の間に、熟練したとは思えない。

もともと、
どこかのオーケストラに所属している、プロの演奏者なのだ。
最初の音が届かない感じが、不思議でならなかった。

同じ会場でありながら、
同じ聴衆者でありながら、
最初と2度目で、違っていたとしたら、
聴いている人の集中度が、違ったということ。

セミナーでの、講師の話を聴き、
懇親会で、参加者の交流が行われ、
会の締めくくりの、あたたかい挨拶が行われ、

エンディングとして、
あらためて、演奏者の紹介があり、演奏を始めたとき、

参加者たちは、揃って演奏者のほうに身体をむけ、
静寂を、創り出していた。

空気の密度、質が、
明らかに、最初と異なっていた。

人々の意識のディレクション(方向性)が、
はっきりと、ひとつに集中していたのだ。

そのことが、
その場の空気を変質させ、
音色の響きをすっかり変えてしまったと、
わたしには、思える。

集合意識は、
場を変容させる力を、持っている。

プレイバックシアターをしていると、
場の変容を、幾度となく経験している。

同じような現象が、
一参加者として、セミナー会場で、
経験できたことが、興味深かった。

人々が集中した場には、
何かが起こる。

その逆で、
散漫した場には、
何も起こらない。

おしゃべりや、携帯メールに、
夢中になってる生徒には、
すばらしい講義は届かず、
発せられた言葉は、かき消されてしまう、
授業風景のように。

それらは、呼応しあい、バランスを取る。

観客の集中した意識と、
同質の、
舞台が生まれ、

集中度の高い舞台には、
観客もそこに引き込まれ、集中が高まる。

わずか数時間の間に、
同じ場所で、同じ人々で、
全く違う現象を目撃できたことが、
面白かった。

そして、人々というとき、
同じ人々の中に、その違いを生み出す質を
持っているということも、確認できた。

その力の偉大さも。





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Last updated  2009.05.17 15:21:39
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