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カテゴリ:プレイバックシアター
富田林市人権教育推進協議会での、
5時間プレイバックシアターでは、 富田林市立児童館主催の「子育てサロン」の延長線上で、 ママたちが、たくさん参加した。 先週最終回の子育てサロン、 テラー席で語ろうと、決意してきたのに、 時間が足りずに、機会を得られなかった参加者が、 今日のプレイバックで、機が熟した。 重く辛い過去を、観ることが出来るのか、 ずっといつか話そうと思いながら、勇気がなかったという。 今日、語られたことで、 他の参加者それぞれにとっても、ギフトとなった。 「中学生時代の光と影」と題されたストーリー。 乱暴な言葉や態度で扱われると、 人は、そこに存在するのが困難だ。 敬意や愛を持って、丁寧に扱われると、 人は、そこに存在していいのだと、安心できる。 長い間、流す事のなかった涙が、 一筋、やっと、呼吸をするかのように、 やわらかく流れ落ちた。 思い出したくもない過去だけど、 ずっと、消えることない重い過去。 証人として、一緒に観てくれる観客たちが、 いるからこそ、語り、観ることが出来たという。 ひとりで背負っていた重荷を、 やっと、降ろすことができたと。 そして、影の部分だけではなく、 光の存在に、再び光があたった。 多感な中学生の3年間が、そこにあった。 1人の少女の、強さと笑顔がそこにあった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.11.16 17:40:05
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