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カテゴリ:プレイバックシアター
新メンバーが入って、早速、定期公演が復活する事になりました。
プレイバックシアターは、観客の皆さまがいて、 はじめて完成します。 わたしたち劇団員は、お話を聴く方法のひとつとして、 舞台装置で、プレイバック(再生)する方法を使います。 言語として聴いたことを、身体で感じて、表現するのです。 このような手法は、古来の演劇の成り立ちに由来するようです。 「古代ギリシャ神話」が、神さまから聴いたお話を再現しているように、 プレイバックシアターでは、ここにいる民たち(私たち)のお話を、再現します。 近代化が進むにつれて、神話から現実の民衆の話へと、シフトしてきたといってもいいでしょう。 日本の例でいうと、 文字の読めない民衆に、新聞代わりに、江戸で起こった事件を、 上方でいち早く舞台化し民衆に広めたものが、 近松門左衛門の作品のルーツとも聴いた事があります。 専門の脚本家や役者が登場する前から、 人々は、舞台という非日常を、日常の生活で楽しんでいたようです。 そして徐々に専門的に細分化され、大掛かりな舞台装置や、 ショー化した演劇のダイナミックな鑑賞へと発展してきました。 プレイバックシアターは、演劇の原点に立ち戻り、 簡素化された、シンプルな構造で、より民衆のわたしたちのためにあります。 ご縁を感じる皆さまとの、よきツールとなりますように。 参加費は、千縁(1000円)です。 ■ 第49回 劇団ALLプレイバックシアター 定期公演■ 【日 時】 2011年7月8日(金)19:45開場20:00開演21:30終演予定 【会 場】 Art of Life研究所 http://www.all-pt.com/sansahra.html 【参加費】 お一人さま¥952(税込¥1,000) *お得な割引制度お3人でお1人タダ(3人で¥2,000) 毎月1回金曜夜、稽古場兼スタジオで、定期コミュニティパフォーマンスをしています。 わたしたちは、生まれてから、今、現在にいたるまで、様々なドラマを経験しています。それらは、通常、特別語られることもなく、日々、日常の中で消えてゆきます。有名人でない限り、それらのドラマは取り立てられることがありません。 けれども、フツーの人のフツーの生活の中に、どれだけの、たくさんの愛や、怒り、悲しみ、幸せがあることでしょう。 他の誰でもない、自分自身が経験したことを、または、同じ場に居合わせた隣人の経験したことを、丁寧に味わい観ていくことで、新たな発見や、感動、癒しが起こることがあります。 自分自身を、他者を、批判なく、大事に受け容れる場を共有しましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.06.23 18:04:36
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