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2011.03.27
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カテゴリ:戯言

IMG_3885

 

■3月24日 祈り

この日の箕面駅では雨にも雪にも降られなかった。

いつものように瀧安寺・弁天堂から姫岩を通って滝に向かう。

 

そして、私が「緑の大聖堂」と呼ぶこの場所で祈った。

今は葉を落としているが、あと2週間もすればここは一面薄黄緑に染まる。

緑に萌えて、山がもくもくと大きく膨らむ季節がやって来る。

祈りながらもふと、

「こんなことはただの自己満足に過ぎず、自分は偽善者ではないか」

そんな思いが心によぎる。

サイトを通じて数百円の募金をしただけで、毛布1枚すら寄付していない私は

被災地の人々の何の役にも立っていないような・・・。

 

森の木々が言った。

 




IMG_3894


「俺たちを見てみろ。

葉を落としても、足元さえしっかりしていれば

何度でも新しく成長することが出来る。

さくねんの俺たちを思い出してみろ」






IMG_3236
2010/11

 

この画像はその上の画像と同じ場所、昨年11月の紅葉直前の木々。

つばきくんやpow-powの元気な姿が見える。






IMG_4140

 

つばきくんの彼女のハルちゃんは、

まるで彼の根っこから生えているように見える。

 

「なぁple。俺たちはな、君らのような恋愛はしないしセックスもしない。

でも、こうして寄り添って生きている。

そして時には陽や水を求めて競い合う。

君たちが『愛』と呼ぶものを、俺たちは『共存』と呼ぶんや」






IMG_4139

 

森を流れる清らかなせせらぎの水。

この水は急流や激流にもなり、そして津波にもなる。

しかしせせらぎの水がささやく。

「私たちに『怒り』はない」

そう。私は神にも怒りはないと思っている。

神も自然も、常に私たちに与え続けてくれている存在なのだと。

ただし私たちは『愛=共存』を忘れてはいけない。






IMG_3888

 

せっかくなので、滝にも挨拶して行こう。

まだまだ体力が戻らない私は、ここまで登って来るのにいつもの3倍の時間がかかった。

看板にはご丁寧に「 ← 滝 」と書いてくれているが・・・





IMG_3889

 

言われなくても

さっきからずっと見えてるんですけど・・・。






IMG_4136

 

清々しい風とマイナスイオン。

そんな癒しの場所だと思っていたが、ふと滝を見上げて気が付いた。

ここは付近一帯が、ひとつの大きな磐坐だったということを。

役行者が修行中に顕現した弁才天さまは、

きっとこの磐坐に降臨されたのだろう。

今回は帰路の弁天堂付近で雨が降り始めた。

「もう帰っちゃうのか?」

そう言われているような気がした。

「ありがとう・・・」

そうつぶやいたら、なぜだか涙があふれた。

かっこ悪いので、ハンカチで鼻を押さえて

花粉症のフリしながら駅まで歩いた。

こんなおっさんが、涙を流しながら歩いてるのって

周囲の人の目にはどう映るのだろうかと考えると

こんどは笑えてきた。

「キモイ・・・」

 

そうだ。

私たちは笑顔で元気でなくちゃ。

私たちが元気でなけりゃ、被災地の人々を救えない。

再生のための根となり、養分となってガンバロウ。

 

 

 

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Last updated  2011.03.27 13:54:26
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