風が少しずつ爽やかに感じられる今日この頃。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
私は少々お疲れ気味ではありますが、なんとか生きております。
先日、久しぶりに三輪山方面に行ってまいりました。
朝靄に浮かぶ三輪山や、早朝の大神神社などを撮りたかったのですが
体調がすぐれず、出発が2時間も遅れてしまいました。
実はとてもお出かけするような気分ではなかったのです。
駅のスロープではシルバーカーを押したおばあちゃんに追い越され、
電車の中ではカメラバッグを網棚に載せられなかったという醜態をさらしてしまいました。
そこまでして出かけたのは、箸墓古墳の近くにある「日本一たい焼」のためなのです。
2年ほど前にも、ここの「天然ものたい焼」をご紹介させていただきました。
福岡が発祥らしいのですが、私は奈良に行くたびによく見るお店なのです。
奈良には3店舗しかないのですが、その3店舗というのが
この箸墓古墳の近くにある桜井店、御所店、奈良斑鳩法隆寺店と
私の出没地にドンぴしゃにハマっているんですね。
てなわけで、
「そうだ たい焼食べに行こう!」
と、なったのでした。
近鉄桜井駅からレンタサイクルを利用して、
まずは大神神社へ。
出発が予定より遅れたとは言え、桜井駅に到着したのは9時過ぎでした。
ひょっとしたら、まだ参拝者は少ないかも知れないとかすかな期待を持っていましたが
さすがは大神神社。既に駐車場に列が出来るほどの参拝者が・・・。
しかも、崇敬会の催事もあったようで
拝殿前は大勢の参拝者であふれていました。
大神神社のあとは、狭井神社で薬井戸の「霊泉」をいただき
大美和の杜展望台から、大和三山(画像上)や二上山の眺めを楽しみ
そして、箸墓古墳へと向かったのです。
三輪山に祀られる大物主命の妻となった
倭迹迹日百襲媛命(やまとととひももそひめのみこと)が眠る墓所。
日本書紀・崇神天皇紀には、この「箸墓」について
「昼は人が造り、夜は神が造った」と記されています。
ただし古墳研究の第一人者、森浩一先生は
「崇神天皇陵」だとおっしゃっていますが・・・。
さて、このたい焼
他のたい焼とどこが違うかと言えば、その焼き方です。
よくある屋台のたい焼は、一度に4~5匹焼きますが
ここのたい焼は1匹ずつの型で丁寧に焼くんです。
1匹ずつ焼くものを「天然もの」
一度に数匹焼くものを「養殖もの」と言うそうです。
この「天然もの」は、絶対に一度お試しいただきたいです。
私が知っている限りでは、この「天然もの」が食べられるのは
ここと「鳴門鯛焼本舗」というお店です。
「日本一たい焼」と「鳴門鯛焼本舗」のHPを下にリンクしておきますので
お近く、あるいはお出かけ先に店舗がないかご確認ください。
「日本一たい焼」
「鳴門鯛焼本舗」
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