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カテゴリ:文学
宮沢賢治 成瀬金太郎あて 葉書(大正七年)より 「君を送り君を祈るの歌」 はてしらぬ蒼うなばらのきらめきをきみかなしまず行きたまふらん すべてこれきみが身なればわだつみの深き底にもおそれはあらじ ああ海そらとの碧のただなかに燃え給ふべし赤き経巻 このみのりひろめん為にきみは今日とほき小島にわたりゆくなり ああひととわれらとともにまことなるひかりを地にもむかえまつらん ねがはくは一天四海もろともにこの妙法に帰しまつらん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.05.13 14:21:30
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