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テーマ:インド・アラカルト(8)
カテゴリ:バガヴァッド・ギータ
アルジュナ
クリシュナよ、ブラーマンとは何か。アートマンとは何か。ブラーマンの創造力とは何か。この相対界の性質、個人の性質を説明したまえ。 この肉体の内にあって行動をつかさどる神とは誰でしょうか。神はこの肉体の内にあってどのようにしているのですか。意識があなたに合一した者が死ぬ時、あなたはどのようにして顕現するのですか。 スリー・クリシュナ ブラーマンは不滅であり、万物を超越している。ブラーマンが個人に宿ると考えるとき、これをアートマンと呼ぶ。ブラーマンの創造力は万物の発生の源泉である。 相対界の性質は変化してやまない。個性は自我の意識である。私だけがこの肉体の内にあって行動をつかさどる神である。 人が死んで肉体を離れる時、私に意識をおいていなければならない。そうすれば私に合一する。これを疑ってはいけない。肉体を離れようとする最後の瞬間に考えることは、すべてがいつかは実現する。このことは一生を通じて最も長く人の心にあったものであるから。 だからいつも私を念じて汝のなすべきことをおこなえ。汝の心と知性がいつも私の上にあれば汝は疑いなく私のもとにくる。 いつも瞑想することを心掛けて心を統一せよ。そうすれば汝は神、光を与える者、最高なるものに達する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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