15歳の少女がみごとな演説
ニュースとしては旧聞であろうが、ポーランドで開催されていた第24回国連気候変動枠組み条約締約国会議(CSOP24)は、パリ協定のルールを採択して閉幕した。すなわち地球温暖化対策の国際枠組みとして、先進国と途上国が共通のルールによって温室効果ガスの削減に取り組むことになった。 注目すべきは「先進国と途上国が共通のルールによる」ということだ。つまり、これまで議論停滞の原因だった先進国の身勝手には行かないということ。会議は前進したというべきだろう。 とは言え、わが日本は、率先して人類のため・地球の未来のためにリーダーシップをとることはなかった。二酸化炭素の排出量の削減目標を強化するつもりがないからだ。国際会議に参加はすれど、あいかわらずの国際ヤクザのような恥知らずな心情を抱いている。 この会議の場でひとりの15歳の少女がみごとな演説をした。スウェーデンのグレタ・トゥーンベリさんである。日本の無教養で愚かしい国会議員どもの言動など、この15歳の少女の足元にも及ばない。 私はこの演説全文(英語)をここに掲載したいのだが、それはできまい。 CNN-Worldのアーカイブでご覧いただこう。Teen tells climate negotiators they aren't mature enoughBy John Sutter and Lawrence Davidson, CNNUpdated 1438 GMT (2238 HKT) December 17, 201Teen tells climate negotiators they aren't mature enough