2577762 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

山田維史の遊卵画廊

山田維史の遊卵画廊

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Freepage List

☆Tadami Yamada's Paintings 新アダムとイヴの誕生


☆Tadami Yamada's Paintings 新アダムとイヴの誕生2


☆Tadami Yamada's Paintings 無量寿経シリーズ


☆Tadami Yamada's Paintings「私は美しい」シリーズ


☆Tadami Yamada's Paintings りんご充満空間シリーズ


☆Tadami Yamada's Paintings 花のマスクシリーズ


☆Tadami Yamada's Paintings 回 顧 展 part 1


☆Tadami Yamada's Paintings 回 顧 展 part 2


☆Tadami Yamada's DRAWINGS 1


☆Tadami Yamada's DRAWINGS 2


☆Tadami Yamada's DRAWINGS 3


☆Tadami Yamada's 小さな絵日記より


☆Tadami Yamada's Still Life:静物画(1)


☆Tadami Yamada's Japanese style:「和」


☆Tadami Yamada's 素描(1)野菜シリーズ


☆Tadami Yamada's 素描(2)貝殻シリーズ


☆Tadami Yamada's 素描(3)はんなりシリーズ


☆Tadami Yamada's 素描(4)人形シリーズ


☆Tadami Yamada's Paintings 回顧展Part3


☆Tadami Yamada's Paintings 回顧展Part4


☆ディクスン・カーの為のブックカヴァー


part 2  早川書房版


☆Tadami Yamada's Poetry 詩画集「遊卵飛行」


☆Tadami Yamada's Works: ブック・カヴァー選集


☆Tadami Yamada's イギリス・ミステリ傑作選カバー


☆Tadami Yamada's サンリオSF文庫他


☆Tadami Yamada's 光瀬龍、宇能鴻一郎、泡坂妻夫、志水辰夫他カバー


☆Tadami Yamada's ハヤカワ・ノヴェルズ、他


☆Tadami Yamada's 絵のない装丁


☆Tadami Yamada's ドラキュラ叢書


☆Tadami Yamada's Illusto., Part1『闇の国の子供』


☆Tadami Yamada's『妖怪博士ジョン・サイレンス』


☆Tadami Yamada's Part3『プラネタリウム』


☆Tadami Yamada's Part4『世の終わりのイヴ』


☆Tadami Yamada's Part5『洪水伝説』他


☆Tadami Yamada's Part6 児童書その他の挿画


☆Tadami Yamada's Part7 『心霊術入門』その他


☆Tadami Yamada's Part8『別冊宝島仕事の本』


☆Tadami Yamada's Part9 初期雑誌挿画


☆Tadami Yamada's ドラキュラ叢書『ジャンビー』挿画


☆Tadami Yamada's ドラキュラ叢書『幽霊狩人カーナッキ』


Tadami Yamada's monochrome cuts -#1


Tadami Yamada's monochrome cuts -#2


■Yamada's Article(1)卵形の象徴と図像


■Yamada's Article(2)ユングの風景画


■Yamada's Article(3)画家ムンクの去勢不安


■Yamada's Article(4)夢幻能と白山信仰


■Yamada's Article (5) 城と牢獄の論理構造


■Yamada's Article(6)ムンク『叫び』の設計と無意識


■Yamada's Article (7) 病める貝の真珠


■Yamada's English Article (8) 能の時空間の現代性


■Yamada's Article (9)『さゝめごと』に現われた十識について


■Yamada's Article(10)狐信仰とそのイコノグラフィー


■Yamada's Article (11) 江戸の「松風」私論


■Yamada's Article (12) 伊勢物語「梓弓」について


☆自画像日記


☆インタヴュー Vol.1


☆インタヴュー Vol.2


☆インタヴューVol.3


☆インタヴューVol.4


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュ


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart2


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart3


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart4


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart5


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart6


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart7


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart8


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart9


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart10


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart11


★山田芝恵書道展


☆ Tadami Yamada's short story


Death Mask


That Man


The Infancy Lover's Suicide


★Poetry of Tadami Yamada(1)


Poetry of Tadami Yamada(2)


Poetry of Tadami Yamada(3)


Poetry of Tadami Yamada(4)


Poetry of Tadami Yamada(5)


Poetry of Tadami Yamada(6)


Poetry of Tadami Yamada(7)


Tadami Yamada's HAIKU


Tadami Yamada's HAIKU (2)


★山田維史の画集・年鑑


Free Poster (無料ポスター)


Free Poster 2 (無料ポスター)


Free Poster 3 (無料ポスター)


ウクライナ連帯の無料ポスター(1)


ウクライナ連帯の無料ポスター(2)


ウクライナ連帯の無料ポスター(3)


戦争反対・表現の自由/無料ポスター(1)


戦争反対・表現の自由/無料ポスター(2)


ウクライナ連帯の無料ポスター(4)


共存は美しい


難民の日ポスター


パンを!


撃つな!


DON'T SHOOT !


This is the world


命の尊厳:Sanctity of Life


政治の腐敗


Stop All Wars


✴️Tadami Yamada’s Brief Personal Record


✴️ CONTACT ✴️


Archives

May 12, 2023
XML
カテゴリ:国際問題
 米タイム誌電子版の5月22日・29日号(9日発売)が、岸田首相を表紙にした「日本の選択」と題した記事で、「岸田氏は数十年にわたる平和主義を放棄し、日本を真の軍事大国にしたいと望んでいる」と書いた。
 これに対して林芳正外相は、タイム誌に「表題と中身に乖離がある」と申し込んだと、12日午前の記者会見で明かした。(毎日新聞 デジタル 13時44分)
 タイム誌はその後、「平和主義だった日本に、国際舞台でより積極的な役割を与えようとしている」と書き換えた。(同上 川口峻記者)
 林外相の記者会見に先立つ11日、松野博一官房長官が記者会見してい、このタイム誌の記事に対して、「世界の分断を防ぐ歴史的な役割を担う指導者との論調となっており、記事全体としてそうした説明が反映されている」と評価した。(毎日新聞 デジタル 5月11日13時51分)

 さて、岸田首相についてのこのタイム誌の記事と、日本の官房長官と外相との対応(お二人の読解を含むはず)を、私はどのように読んだらよいだろう?
 まず私が重要だと思うのは、このタイム誌が指摘したように、これまでは日本が「平和主義」だったことが他国で認識されていたことだ。まさに世界に冠たる日本国憲法の平和主義宣言が他国に理解されていたことを示している。そしてその認識が崩れたのである。
 官房長官と外相との読解は微妙に異なり、また微妙に一致していると思えるが、しかし私はタイム誌の論評は最初の文言も、あとで差し替えた文言も、真意は変わっていず、しかもその「数十年にわたる平和主義を放棄し」たという見方は図星であると思う。岸田氏にとって、否、平和主義を土俵際で踏み堪えながらも維持してきた日本にとって、まことに残念な国外の視線ではある。が、少なくとも私は「タイム誌の論評は鋭く正鵠を射ている」と思う。
 まさかとは思うが、岸田首相は国内外向けにその場その場の当たり障りのないとご自分が思っている政策を、信念に欠ける言葉で語り、その後はまるで「虚仮(こけ)の一念」のような胆力(聞く耳をもたない頑固さ)で乗り切っている。外相と官房長官とに微妙な差異があるのは、岸田氏が首相として万全の信頼を得ていないからではないか。そして岸田首相が現実路線と思っている政策、とくに軍事面における議論なき決断は、日本国内の真の知識人のみならず一般国民からも危惧されていることがらであるが、国外の目には、外相や官房長官がいくら抗弁しようとも、「日本は平和主義を捨てて軍事大国をめざしている」と理解されているのである。この問題に対する日本政府と外国の政府との理解の落差は大きい。

 横道にそれるが、昔、私はある私的なパーティーで米国の経済関係の記者と知り合った。その記者が私に話した短いコメントが忘れられない。
 そのアメリカ人記者は、こう言った。「日本では企業戦士とかビジネス戦士というが、アメリカ人の私には強烈な表現なんです。経済に関してアメリカ人はゲーム感覚なんです。だから、戦士という表現に、とっさに身構えてしまうのです。国際的な経済交渉の場ですくなくとも感覚的には日本は不利になっているかもしれません。」

 岸田首相に対して首相自身が思っている以上に外国政府は身構えているのだ、と私は思う。それはとりもなおさず日本に対して身構えているということだ。それが日本にとって「利」となるか「不利」となるか、そこが問題である。私は文化的な問題しか語れない。
 





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  May 13, 2023 09:07:11 AM
コメント(0) | コメントを書く
[国際問題] カテゴリの最新記事


Comments

AZURE702@ Re:「比叡おろし」(汚れちっまた悲しみに)(08/21) 三角野郎(絵本「マンマルさん」)さんへ …
三角野郎(絵本「マンマルさん」)@ 「比叡おろし」(汚れちっまた悲しみに) ≪…【ヴィークル】…≫の用語が、[ 実務と…
山田維史@ Re:[言葉の量化]と[数の言葉の量化](08/21) ヒフミヨは天岩戸の祝詞かなさんへ 書き込…
ヒフミヨは天岩戸の祝詞かな@ [言葉の量化]と[数の言葉の量化] 「初めて語られた科学と生命と言語の秘密…
AZURE702@ Re[1]:映画脚本家の名誉のために(07/15) 赤坂ささんへ コメントありがとうござい…

Favorite Blog

常盤新平著『威張っ… New! 釈迦楽さん


© Rakuten Group, Inc.
X