朝、どこか地方へ旅行するという弟が、「読んでくれ」とエッセイ原稿を置いて行った。エッセイとはいえ、短い私論だった。私に「査読」してくれということだろう。午前中はそれを読む。二、三の問題点を指摘しておいた。
市の高齢福祉課からアンケート用紙が来た。私が民生委員だったときには住民に回答をお願いしていたが、今年からは私が「後期高齢者」として回答する番だ。すぐに記入して郵便で投函。
こういう書類が届くと、私は「後期高齢者」のイメージを払拭するために俄然エネルギッシュになる。じつに失礼な総称だ。民生委員だったときから気になっていた。日本の行政はこういうことに鈍感なのだ。みなさん、75歳になったら100歳まで生きて行政の鼻をあかしてください!