各種報道で「危険な暑さ」と言っている。
と、書いたとたんに、近所に救急車がやって来た。何事があったかは判らないが、民生委員を退任後も「ハッ!」と心のどこかに身構える感覚がある。きょうの午後1時の外気温度は37.9℃。朝の8時には30℃を超えていた。
午後3時ころ近所に買い物に出た。空気が尋常でない暑さだ。まるで焔の周辺を歩いているようだ。
我が家は・・・なんども書いているが・・・山の上にある。そのため、涼しいのではないかと想われるかもしれない。しかし山といってもさほど高くはない。かえって麓の市街から熱気が上がってくるので、涼しさは感じないのだ。車の往来も人の往来も非常に少ないので、そのぶんこの場所からの排気ガスは少ないだろう。「ああ、山だ!」と体感的に思うのは早朝である。窓をあけると清冽な空気が入ってくる。この冷んやりした空気は、麓の市街地の家では感じられないのではないか。
急いで買い物をすませて帰宅した。
ああごめん蝉驚いて耳を撃つ 青穹(山田維史)
ああごめん蝉驚かせ耳掠む
南欧のスペイン領カナリア諸島、ラパルマ島、ギリシア各地、イタリアのシチリア島などで、猛暑による火災が発生している。民家が消失し、空港が閉鎖に追い込まれた。
一方で、数日前のことになるが、南アフリカのヨハネスブルグで雪が降った。
【7月19日 追記】
米テキサス州エルパソ 33日間連続37.7℃
アリゾナ州フェニックス 19日間連続43.3℃
フロリダ州南東部の海水温32℃(米海洋大気局NOAA)
イタリア、ローマ 41.8℃
イラク、バグダッド 50℃
*ウッドウェル気候研究センターのジェニファー・フランシス氏によれば、こうした猛暑は「少なくとも10万年さかのぼって」地球上で観測された最高気温になることは「ほぼ間違いない」と。
(CNN
2023.07.19 Wed posted at 12:47 JSTによる)