猛暑日はつづくよいつまでも、野を超え山超え谷超えて、熱風渦巻きアスファルトは溶ける・・・なんて歌っている場合じゃないな。私は予定してあった外出を中止した。
庭仕事も中止だ。柿の木に害虫が大量発生して、葉を食い荒らしている。葉脈だけが網の目に透けている。例年、萬朶の花をつけるのだが、それも少ない。ここ20年間で初めてのことだ。この暑さと関係があるのか、ないのか。いずれにしろ薬剤散布をしなければならない。しかし防護服やフェイス・マスクをかぶることを思うと、思うだけで汗が吹き出る。
柿の葉を調べていると、葉裏に蝉の抜け殻がいくつかへばりついているのを見つけた。朝から蝉鳴がひときわ賑やかに聞こえていたが、柿の木の根方に毎年産卵しているのかもしれない。
弟がどこかの農家から直接買ってきたと、バジルとトマトを持ってきた。すばらしい香りだ。さっそく冷製パスタ・バジル・トマトソースをつくった。おいしい、おいしい。摘みたてのバジルの香りが、いっとき暑さを忘れさせた。