弟が八総鉱山小学校の同級会があると言っていた。それでしばらく思い出話をした。
私が中学1年のときだったと憶えているが、学校が長い休暇に入ったのでしばらくぶりに帰省した。そのときに弟のクラスで父母会(父兄会)の授業参観があった。私は母と一緒に参観したのである。弟のクラス担任は佐藤宗義先生だったが、教室の後ろに立って弟の受業を見ている中学生を、佐藤先生は何と思われたか。
そんな息子を伴って授業参観する母も母だ。こういうとき、・・・つまり中学生の私も一緒に行くと言ったとき、私の母はまったく普段とかわりなく「それでは一緒に行きましょう」と応える人だ。父にしても、「そうかい、授業参観してきたかい」と言うような人であった。この親にしてこの子あり、というところか。ハハハハ。家庭生活に、目くじらを立てることなどない、ということだ。