今日は市民各戸総出で年2回行われる日野市の恒例の市内一斉清掃。午前9時から10時まで。本格的な夏に入る前に街を清潔にしておこうというわけである。といっても、いつものことだが、我が町内はきれいなもの。このところ雨がつづいたので、側溝の雨水槽の汚泥を浚うだけ。私が引き受けた。それとてたいしたこともなく終了した。
小庭のガクアジサイの花色は、今年はピンクだ。カシワバアジサイの花色は変わることがない。オフホワイトである。房状の花はまだ10cmほどだが、花房の数は例年になく多い。花房はこれから15〜20cmまで大きくなるだろう。
かつて紫陽花を読んだ17拙句と追加2句
紫陽花の煙る東都の雨簾 青穹(山田維史)
紫陽花の青める雨の東都かな
紫陽花のさ青める路地や若女房
雨やみて紫陽花の青いでしかな
猫ひとり紫陽花の花まろきこと
二つ名におたくさと云う未亡人
紫陽花や色違えたる日のうつり
夕せまり降りそむ雨や七変化
パレットに紫陽花の青ためしけり
紫陽花や雨に濡れゆく石畳
紫陽花や雨沛然と暮六つ
夕かげり紫陽花の青沈みけり
走井に添いて水盛る四片(よひら)かな
驟雨来て軒の宿りや青よひら
紫陽花や斯く今生の変化かな
紫陽花や定めなき世の変化かな
紫陽花や老いて我が身は細りけり
紫陽花やつぼみ小さく軒しずく
紫陽花や東都は雨に打たれけり